IBMがtwitterとクロスライセンス契約を結ぶと共に同社に特許権900件を譲渡したというニュースがありました(IBMのプレスリリース)。 ITmediaの松尾公也さんにご指名受けたので簡単に解説します。 IBMの特許900件取得し、クロスライセンス。これも栗原さんの解説待ち。 : ツイッターとIBM 短縮URL特許で合意 NHKニュース http://t.co/XuIVXCmhG6 #1tp ? Koya Matsuo (@mazzo) 2014, 2月 1 Twitter社のIPOに先だってIBMが3件の特許権に基づき警告していたのが、裁判外で和解という話です。(Apple vs Samsungのように法廷でガチンコになるのは例外的で、当事者納得の上の和解が特許紛争のあるべき解決策です)。 今回、IBMが権利行使しようとした特許は3件ありますが、特に注目すべきがUS6957224 ”
今年9月に3万円を切る価格で登場したことで、一気に販売台数を伸ばしているソニーのPS3ですが、PS3に搭載されているCellプロセッサの開発をIBMが中止するという報道が行われました。 Cellプロセッサを活用することで海外を中心に非常に高い評価を得たPS3ソフト「アンチャーテッド2」の圧倒的なグラフィックや、Blu-rayに迫る画質を目指したDVDのアップコンバート機能など、PS3ならではの機能が実現していますが、ソニーが将来的に次世代ゲーム機「PS4」をリリースする場合、搭載されるプロセッサはどうなるのでしょうか。 詳細は以下から。 PowerXCell 8i is the last one out | Fudzilla この記事によると、IBMはサーバー向けに提供しているCellプロセッサの後継モデルの開発を中止したそうです。 開発が中止されたのはPowerPCベースのコアプロセッサ
「IBMはSunの買収に関心なし」CNBC報道 「提示額が安すぎる」としてIBMの買収案を拒否したSunだが、IBMに交渉再開を求めているという。(ロイター) [ニューヨーク 16日 ロイター] 米IBMはもはや、いかなる価格でも米Sun Microsystemsの買収に関心を持っていないとCNBCが4月16日に報じた。だが多くの投資家は、まだ買収の可能性があると信じているようだ。 CNBCはSunに近い筋の発言として、Sunは今週、IBMに交渉の席に戻るよう求め、買収額に関して柔軟な姿勢を示したと伝えている。 だがIBMは、もうSunとの交渉に興味はないと、同局はIBM筋からの情報として伝えている。IBMとSunはコメントを控えた。 IBMはSunに70億ドル(1株9.40ドル)の買収案を提示したが、Sunが安すぎると拒否したためにこれを撤回したと、この件を知る筋は伝えている。 Sunの
IBMはOS/2をオープンソース化しない - ユーザコミュニティからの呼び掛けに対する回答が、OS/2とeComStation (eCS) 関連のWebサイト「OS2 World」に転載された。 「IBM's response to the 2nd petition letter」と題された記事によれば、同サイトを主催するKim Haverblad氏は、OS/2オープンソース化の要望書をIBMに送付。すると、IBMのEnterprise Platform Software担当副社長のYvonne M. Perkins氏から、「幾度となく検討したが、技術的および法的な理由によりOS/2をオープンソース化しないことを決定した」という主旨の返信が、Haverblad氏に届いたというもの。 IBMによるOS/2のサポートは、2006年末にすべて完了している。返信には、IBMにはOS/2の機能拡張を
5月21日(現地時間)発表 米IBMは21日(現地時間)、サーバー/スーパーコンピュータ向けプロセッサ「POWER6」を発表した。 最大動作周波数4.7GHzのデュアルコアプロセッサ。製造プロセスは65nm SOI、トランジスタ数は7億9千万以上、ダイサイズは341平方mm、L2キャッシュ容量は8MB、L3キャッシュ容量は最大32MBで、2個のメモリコントローラを内蔵する。 前世代のPOWER5と比較して、消費電力は同等に抑えつつ、CPUクロックを約2倍に高速化。また、UNIX向けプロセッサとして初めてハードウェアによる10進浮動小数点演算機能を搭載。POWER6を8基(16コア)搭載した「System p 570」は、SPECint2006、SPECfp2006、SPECjbb2005、TPC-Cの4つのベンチマークで世界最高スコアを出しており、同社では世界最速のCPUとしている。 □I
IBMの半導体部門の副社長、「CELLチップの歩留まりは良くて10〜20%」と発言 公開日時: 2006/07/15 21:25 著者: 中島聡 パソコン並の値段設定を発表して波紋を呼んだPS3だが、今度はその心臓であるCELLチップの歩留まりに関する具体的な数字がIBMの半導体部門の副社長、Tom Reevesによってリークされてしまったので業界で波紋を呼んでいる。 問題の記事は、Electronic Newsによるインタビュー記事「Turn Down the Heat」。次世代のチップにおける製造上の課題などをストレートに語るTom Reevesの誠実な態度も好ましいが、Cellチップの歩留まり(=製造したチップのうち、ちゃんと動作するものの割合)の具体的な数字まで引き出してしまったインタビュアーの技量はすごい。 なぜ、CELLチップのように面積が大きくいマルチコアなプロセッ
●並列性かクロックかで分かれる方向性 AMDの次世代CPUアーキテクチャ「K10」では、ラディカルなアーキテクチャが提案されたが、それは採用されなかった。前回のコラムで説明したように、アーキテクトの一人だったAndy Glew氏が提案したのは、マルチスレッド&マルチクラスタの構成で、マイクロアーキテクチャの全レベルでマルチレベル化、さらに投機マルチスレッディングなど先進的なマルチスレッディング技術を織り込むといった、非常に尖ったアーキテクチャだ。それらの採用を避けたということは、AMDは、K10ではコアの複雑化をある程度軽減しようとした可能性が高い。 CPUコアのシングルスレッドパフォーマンスは、ラフに言えば「周波数×アーキテクチャ」に比例する。アーキテクチャには「IPC(instruction per cycle:1サイクルで実行できる命令数)」や「DLP(Data-Level Para
Apple ComputerがPowerPCからIntelプロセッサに乗り換えても、IBMのPowerPCへのマーケティングのフォーカスは変わらないだろう。 Appleの計画にかかわらず、引き続き「サーバおよび組み込み」をPowerPCシリーズ(最新版のPowerPC 970MPを含む)のターゲットにするとIBMの殊勲エンジニアでトップ半導体設計者の1人、ノーマン・ローラー氏は10月25日、In-Stat Fall Processor Forumでのプレゼンテーションで語った。 同氏は、新しいマルチコアプロセッサPowerPC 970MPの詳細を披露した。同プロセッサはAppleの新しいPower Macに採用されている。同プロセッサは1.2G~2.5GHzで、「省電力、高性能」だと同氏は語った。 シングルコアPOWER4プロセッサを基盤とする970MPは、2個のコアを備え、コアはそれぞれ
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