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ブラックフライデー
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サム・アルトマンのOpenAIは、グーグルのように「フルスタック」ではいない。Kevin Dietsch/Getty Images グーグルが、最新のAIモデル、Gemini 3に全力投球している。グーグルには大きなアドバンテージがあり、OpenAIにとっては問題になるかもしれない。だがChatGPTブランドは「クリネックス効果」の恩恵を受けている。これはOpenAIが常に恐れなければならなかったことだ。 11月18日、グーグル(Google)が最新のAIモデル、Gemini 3を発表した。グーグルによるとコーディングがレベルアップし、創造性も増した。だが、ライバルたちが最も心配すべきなのはそこではないだろう。 グーグルが総力を挙げたGemini 3の「Pro」 版がユーザーと開発者の手に届いている。そして最も重要なことに、グーグルが新たなAIモデルを初日からグーグル検索に導入するのは、こ
日本記者との対話を「自動翻訳」しながら対応11月19日、Even Realitiesは東京都内でEven G2の記者説明会を実施した。 製品の詳細はともかく、発表会自体は特に変わったところはなく進んだ……ように見えた。 Even Realitiesのウィル・ワン(Will Wang)CEOは、自ら英語で説明しつつ、それを通訳者が日本語にしていく、というよくある「外国語話者の発表会」パターンで進んでいた。 Even Realitiesのウィル・ワンCEO。撮影:西田宗千佳ただ、ちょっとおかしなことがあった。 質疑応答の中で、ワンCEOは日本の記者からの「日本語の質問」にすぐ英語で答える時があった。まるで日本語が理解できているかのようだ。 だが、通訳者がいることで明確だが、彼は日本語ができない。筆者も1対1で取材したことがあるが、彼が話せるのは英語と中国語だ。 では、どうやって日本語を理解して
JR東海と航空大手3社(JAL・ANA・スカイマーク)が発表した2026年3月期中間決算(2025年4月〜9月)は、国内線をめぐり万博特需の「勝ち組」だった鉄道と、過酷な消耗線をする航空業界との明暗差が際立つ内容だった。 累計で約2900万人を動員した「大阪・関西万博」(以下万博)の特需を最も享受したのは東海道新幹線を運行するJR東海だったが、「国内線実質赤字」となっている航空業界も、JAL・ANAに関しては万博効果で前年超えになった。新幹線と飛行機をめぐる「需要争奪戦」の様子を、決算資料と質疑応答から見ていく。
アマゾンなどの雇用主が、AIを理由に数千人の従業員を削減している。それは本当の理由なのだろうか。Stephen Brashear/Getty Images ホワイトカラー労働者は、2022年のChatGPTデビュー以来、AIによるレイオフを懸念している。こうした恐れが現実のものになろうとしている。アマゾンなどの雇用主が大幅な人員削減の理由として、AIを挙げているからだ。理由は別にあってAIは責任を押し付けられているのかもしれない。あるいは、どちらも真実なのかもしれない。AIが、我々の仕事を奪いに来る、そう言われるようになって久しい。ついに、そうなる時が来たのだろうか。 おそらくそうだ。実際、大企業の多くが今、数千人規模の従業員を解雇しており、主な理由としてAIを挙げている。
ある日、ふと見渡せば気づく。街を走るミニバン、軽自動車、SUVの多くが、威圧感満載の「顔つき」をしている。グリルは大きく、メッキがギラギラと輝き、ヘッドライトは吊り目で鋭く睨みを効かせている。 この「威圧フェイス」はなぜ生まれてきたのだろうか? 顔こそすべてな日本車トヨタ・ルーミートヨタ公式メディアサイト日本車のデザインにおいて特徴的なのは、プロポーション全体よりも、フロントマスクだけが突出して作り込まれる傾向だ。これは「グリルやライト周りを徹底的に盛る」「サイドやリアの造形は相対的に平板」という構成に顕著に現れる。 欧州では、Aピラーの傾斜やキャビン位置、ホイールアーチからリアオーバーハングまで、全体の造形の流れを重視する伝統がある。それに対して日本では、「最もよく人目にさらされるのはフロントフェイスである」という判断から、デザインエネルギーが前方に集中する。 自動車に限らず、日本のデザ
水不足が深刻な地域に次々と進出アメリカ南西部の7州を1450マイル(約2333km)以上にわたって流れるコロラド川は、壮大な峡谷を刻みながら4000万人に飲料水を供給し、国境を超えてメキシコに入る。デンバーからロサンゼルスに至る人々の生活を支えているだけではない。カリフォルニア州インペリアル・バレーとアリゾナ州ユマ地域という世界有数の農業地帯の作物をも育てているのだ。 このアメリカの大動脈でもある川がいま、過剰な使用によって枯渇の危機にさらされている。 アリゾナ州ではすでに、開発に十分な水が確保できないとの懸念から、一部の住宅建設会社が工事を中止。フェニックス南部の綿花農家は、数千エーカーの農地を作付けせずに放置している。ロサンゼルスの住民は芝生への散水を止めた。 こうした逼迫状況を踏まえ、流域の7州は103年前に制定された「コロラド川協定(Colorado River Compact)」
キヤノングループの2025年の予測連結売上高は、第3四半期決算段階で約4兆6000億円。うち54%をプリンティング事業、22%をイメージング事業(カメラなど)が占める。 半導体製造装置やディスプレイの製造・開発などを担うインダストリアル事業の売り上げは全体の1割以下だ。ただ、2024年度の実績では、インダストリアル部門の売上高は3565億円。営業利益は689億円で、利益率は約20%と収益性は高い。特に半導体「露光装置」の売り上げは前年比で約25%増の233台。2025年度はEV需要の減退などの影響も受け第3四半期決算段階では年間販売台数は241台と微増の伸びとなる見通しを示しているが、中長期的に拡大が見込まれる分野として期待されている。 露光装置とは、ウエハと呼ばれる円盤状のシリコンの板に、光を用いて微細な電子回路のパターンを焼き付ける装置だ。同分野では、最先端の半導体を製造する装置として
アップルでiPhoneのプロダクトマーケティング シニアマネージャーを務めるウィル・トゥルー(Will True)氏は、「iPhone 17 Proでは、前年比で小さな改善をするにとどめず、バッテリー動作時間やパフォーマンス、機能において意味のある大きな改善をすることを目指し、製品を一から作り直した」と説明する。 従来は部品を囲う「フレーム」を作り、その前後をガラスで挟むような構造であったが、iPhone 17 ProおよびiPhone 17 Pro Maxでは、アルミ一体成形の「ユニボディ」を採用し、放熱性能などを高めた。 iPhone 17 Proのユニボディ。アルミで一体成形されている。撮影:西田宗千佳撮影:西田宗千佳iPhoneの稼働時の温度をチェックしたもの。右端がiPhone 16 Pro Maxで、その隣がiPhone 17 Proシリーズ。撮影:西田宗千佳ユニボディはMac
汚染の影響はすでに出ているしかし、現時点で地域社会はすでに汚染による負担を強いられており、影響の矢面に立たされている。 テック企業は、自社の電力使用量は消費者の需要に伴うものだと主張する。また、データセンターにとって最大の運用コストが電力のため、業界としても効率的に電力を使う直接的なインセンティブが働いているとも言う。 バージニア州最大の電力会社ドミニオン・エナジー(Dominion Energy)は、急増するデータセンターの電力需要に応えるため、廃止された石炭火力発電所「チェスターフィールド発電所」の跡地に天然ガス発電所を建設する計画を提案している。Greg Kahn for BIテック大手は、データセンター建設ラッシュについて語る際、クリーンエネルギーへの取り組みを強調してきた。 アマゾン(Amazon)は2024年、データセンターやその他の事業に電力を供給するため、世界で500以上の
秋の決算シーズンが終わり、通信キャリア4社の決算は明暗がくっきりと分かれた。 好調だったKDDIとソフトバンクが共通して掲げるのは「既存ユーザーの囲い込み強化」だ。 一方、NTTドコモと楽天モバイルは「顧客獲得費用」の増加に悩まされている。特にNTTドコモの販促費増加額は551億円にも上り、本業であるモバイル通信サービスの収入減少額(221億円)の2倍以上を、顧客獲得に費やしている。 顧客獲得費用は、通信キャリアにとって避けては通れないコストだ。「新規獲得」か「既存顧客重視」という戦略の違いが、収益に直結し始めている。 楽天モバイルが値上げしづらい「シンプルな料金プラン」という呪縛。U-NEXT連携は苦肉の策か | Business Insider Japan 楽天の三木谷会長が繰り返す「PMCF」の意味楽天グループの三木谷会長(9月撮影)。撮影:石川温楽天グループが11月13日に発表した
ほぼ20年間、会計士として働いてきたウェイ・カン・チャン(右)は、AIに職を奪われるのではないかと懸念していた。時代の先を行くため、彼はバイブコーディングに取り組み始めた。Wei Khjan Chan長年、会計士として働いてきたウェイ・カン・チャンは、時代の先を行くために「バイブコーディング」を学んだ。彼は、会計などの仕事がAIに取って代わられるかもしれないという報道が相次ぐことで、次第にプレッシャーを感じるようになった。だが今ではAIを活用して会計業務の効率化を図っている。そして「バイブコーディング」から学んだことについて語った。ウェイ・カン・チャン(Wei Khjan Chan)は18年以上にわたって会計士として働いてきた。会計は自動化のリスクが高い職種としてたびたび取り上げられてきた分野だ。自分が携わるような仕事がAI(人工知能)に取って代わられるという見出しを見るたびに、プレッシャ
株式会社quantum CDO(Chief Design Officer)でインハウスデザインスタジオ「MEDUM」を主宰する門田慎太郎(もんでん・しんたろう)氏撮影:前田恵里 「デザイン思考」を試してみたけど、何も生まれなかった――。 この10年ほどで広まった「デザイン思考」。ユーザー視点で課題を見つけ、解決策を導く手法として注目されてきた一方で、近年では「成果につながらない」「形骸化している」という声も聞く。 「もともとデザイン思考は、デザイナーが行う業務プロセスを、デザイナーではない方に向けてメソッド化したものです。しかし、ビジネスの現場で定着するにつれ、机の上で完結する『フレームワーク』として認識されてしまっているところがあります」(門田氏) そう語るのは、株式会社quantumのチーフデザインオフィサー(CDO)を務める門田慎太郎氏だ。デザイン思考は本当に役に立たないのか。ビジネ
グーグルが宇宙にデータセンターを設置できないかをテストしている。REUTERS/Yves Herman グーグルが、新たなプロジェクトをテストしている。宇宙で太陽を利用してデータセンターに電力を供給するというものだ。この研究は、宇宙のデータセンターが地球の資源とエネルギーの枯渇を回避する可能性を示している。スペースXなどの他のスタートアップも、同様のアイデアを模索している。グーグル(Google)が新たな宇宙レースに参入した。 2025年11月4日、スンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)CEOは、プロジェクト・サンキャッチャー(Project Suncatcher)を発表した。グーグル独自のテンソル・プロセッシング・ユニット(Tensor Processing Unit:TPU)を搭載した衛星を配備する「ムーンショット型の研究」だ。TPUはすでに、同社のAIモデル多くを支えている
シスコのグローバル・イノベーション担当責任者であるガイ・ディードリッヒは、次の変革期において鍵となるのは人文系スキルだと語る。これから最も重要なスキルとなるのは、「正しい問いを立てる力」だという。またディードリッヒは、学生が必ずしも人文学の学位を取得する必要はないが、哲学や倫理学といった分野に触れておくことが望ましいと考えている。この記事は、テキサス州オースティン在住で、シスコ(Cisco)のグローバル・イノベーション担当責任者を務めるガイ・ディードリッヒ(Guy Diedrich)とのインタビューに基づいている。文章は長さと簡潔さを考慮して編集している。 私はプログラマーとしてキャリアをスタートさせた。大学を卒業してすぐに自身のソフトウェア会社を立ち上げ、その後、修士号と博士号を取得してから学界に戻った。 学界に身を置いていた頃、私は人文学への関心が低下していく様子を目の当たりにした。学
第1の決断:FIREナンバーが見えた瞬間──「ゴールから逆算する」思考への転換転機は約10年前に訪れた。マイホームを購入する際、ローンの支払いが家計にどう影響するかを示すExcelを作成した。物件を比較するうち、ふと将来の収入欄をゼロにしてみた。その瞬間、彼は気づいた。「あれ、FIREできるぞ」。 多くの人は「今の給料でどう生きるか」を考える。だが彼はこの時から「いつリタイアできるか」から逆算するようになった。支出を時間に換算する思考法である。「1万円の支出は、FIREできるまでの日数を何日間後ろにずらすのか」 この換算式が見せたのは、3つの優先順位だった。第1に、細かい節約の効果は限定的だということ。第2に、住宅や車といった大きな支出の最適化が重要だということ。そして第3に、最も効率的なのは収入を上げること──具体的には昇進だということだ。 ここから彼のキャリア戦略は明確になった。「昇進
ケイ・リチャーズ(Kay Richards)さんは、自宅の近隣にさらに多くのデータセンターが計画されているため、引き続き闘い続けると語る。写真の住宅群はバージニア州北部に位置するもので、リチャーズさんの所有物件ではない。Nathan Howard/Getty Images バージニア州北部の住民ケイ・リチャーズさんは、半径1マイル(約1.6 km)以内に14のデータセンターがある場所に住んでいる。彼女は近隣のデータセンターが放つディーゼル臭や騒音に悩まされているが、引っ越すことを拒んでいる。彼女は住民に対し、データセンターの拡張計画に地域レベルで反対し闘うよう呼びかけている。このエッセイは、バージニア州マナサス在住の60代女性、ケイ・リチャーズ(Kay Richards)さんとの会話に基づいており、長さと読みやすさを考慮して編集されている。
アメリカ・マイクロソフト本社内に、あるセキュリティー専従チームがある。 そのチームの名前は「DCU(Digital Crimes Unit)」。30名の専門家が属する独立部隊だ。 この部隊の目的は、マイクロソフトの売り上げ向上ではない。「詐欺などを働くサイバー犯罪集団の撲滅」だ。 筆者はマイクロソフト本社で、DCUを含めた同社のセキュリティー対策とその現状を取材してきた。 そこから見えてきたのは、サイバー犯罪が国際化し、同時に「アンダーグラウンド産業」と化している状況だった。日本にも大きく影響しているサイバー犯罪の状況と、その対策の一端を聞いてきた。 Windows 11 PCを「すべてAI PCにする」マイクロソフトの狙い。「AIとの共同作業」で10→11移行を促進 | Business Insider Japan サイバー犯罪を「解体」するDCUとは?マイクロソフト内にある「Micro
成長性と時価総額に着目した指数まず、新しい指数「Solactive US Growth Mega 10 Select インデックス(配当込み、円換算ベース)」から確認していこう。 一般的に株式指数といえば、S&P500や日経平均株価のように、100以上の銘柄で構成されている。それらは、市場全体の動きを捉える指数として、日々新聞やテレビで取り上げられることも多い。 だが、テック株の好調によって、時価総額の大きい上位株の影響度は高まっている。そうした銘柄の影響を捉えるため、上位数社に絞る株式指数も数々生み出されてきた。今回のソラクティブ社の「Solactive US Growth Mega 10 Select インデックス(配当込み、円換算ベース)」も、そうした上位株の動きを捉える指数と言える。 だが、この指数の元になるのが、同社の「Solactive GFS United States Gr
夏の間はどうにも気が乗らなかった読書も、涼しくなってきたことで再び捗るようになった。本を読んでいると、「これは覚えておきたい」「あとで調べたい」と思う瞬間がある。その場で考えを残しておきたいのだが、メモ帳やスマホのアプリではどうにもしっくりこなかった。そんなときに見つけたのが、無印良品の「書きこめるしおり インデックス付」だ。 無印良品のしおりにもなるメモパッド無印良品「書きこめるしおり インデックス付」税込290円撮影:シラクマ「書きこめるしおり インデックス付」は、約6×18cmの方眼メモパッド。黄色、水色、クラフトの3色が各10枚ずつ入っており、全30枚の構成となっている。 撮影:シラクマ内容によって色を使い分けられる点が特徴だが、筆者は一冊ごとに1色を選び、見た目の統一感を保つようにしている。 撮影:シラクマこのアイテムならではの魅力となるのが、折り目に沿って曲げることで“しおり”
決済サービス企業のPrimerでは、最近募集したリモート職に対して2週間で1200件の応募が集まった。 グローバル規模で人材管理・給与サービスを提供するDeelは、2024年に2000人以上を採用したが、応募者は150万人にのぼったという。 「オフィス勤務に戻る企業の多くから、優秀な人材が当社に流れてきている。認めようと認めまいと、事実としてそうなっている」と、Deelの共同創業者でCEOのアレックス・ブアジズ(Alex Bouaziz)はBusiness Insiderに語っている。 拡大する分断テック業界などでの採用が伸び悩み、働く場所をめぐる格差が広がる中、リモートワーク可能な企業へ求職者が流れている。 Gallupのデータによると、アメリカのリモートワーク可能な職種に従事する労働者のうち、完全リモートまたは完全出社で働く人の割合は、過去2四半期でそれぞれ2ポイント上昇した。 経営者
だんだんと冬が近づいてきて、厚着や重ね着をすることが増えた。かといってインナーを厚手のものにすると、外では快適だが屋内では暑く、電車移動などの際には汗をかいてしまい、外の気温で体を冷やしてしまうこともあった。脱ぎ着するよりも簡単に温度調節ができないか、と考えていた時に出合ったこのアイテムが、この季節の正解と言える解決策だった。 モバイルバッテリーで発熱するカイロCIO「WEARHACK2ウェアラブルホットヒーター」税込4980円撮影:幸田詩織私が購入したのはCIOの「WEARHACK2」。衣類に取り付けられるウェアラブルホットヒーターだ。 撮影:幸田詩織バッテリー内蔵の電気カイロ自体は使ったことがあったが、このアイテムはとても薄く設計されており、コートなど衣類のタグに「ぶら下げて」使うユニークな仕様だ。 撮影:幸田詩織背面ポケットの中にUSB-Cのケーブルが格納されており、ここにモバイルバ
アップルの初代iPhoneが登場した2007年、当時のCEOスティーブ・ジョブズ氏はティム・クック氏をCOOとして同社のビジネスの中枢に引き込んだ。Justin Sullivan/Getty Images 現代のスマートフォンの基礎を築いたのは、17年前に登場した初代iPhoneだった。それ以来、アップルのiPhoneは、プロ仕様のカメラとAI重視のチップを搭載した強力なコンピュータへと進化してきた。2007年の発売以来、iPhoneがどのように変化してきたのか振り返ってみよう。約18年前、テクノロジーの世界は永遠に変わった。 アップル(Apple)の共同創業者で当時CEOだったスティーブ・ジョブズ氏が2007年1月9日に初代iPhoneを発表したとき、彼はそれを「iPod、電話、インターネット通信機器」が一体化したものだと表現した。 ジョブズ氏はiPhoneが私たちのコミュニケーションの
1440の共同創業者でありCEOのティム・ヒュールスキャンプは、会社の四半期ごとの「シンキング・ウィーク」の期間中、社員に自然の中をハイキングしたり散歩したりすることを勧めている。Courtesy Jennifer Huelskamp ニュースと知識を提供するメディア企業の1440は、イノベーションと社員満足度を高めることを目的とした、四半期ごとに、「シンキング・ウィーク」、つまり「考える週間」を導入した。シンキング・ウィークの期間中、社員はほとんどの会議を中止し、創造的な問題解決に集中することができる。シンキング・ウィークの取り組みによって、広告エンゲージメント率の向上や、新たな社員向け福利厚生の導入といった成果が生まれているという。この記事は、ニュースと知識を提供するプラットフォーム「1440」の共同創業者でCEOのティム・ヒュールスキャンプ(Tim Huelskamp)氏へのインタビ
日本の観光地や都市部では、路上に落ちているゴミを目にする機会も多い。Hiroshi-Mori-Stock / Shutterstock.com 日本では、近年オーバーツーリズムが問題になっている。都市やインフラの許容範囲を超える規模で観光客が訪れ、観光地や市街地がゴミで溢れてしまったり、交通が滞ったりしてしまい、現地に住む人々との軋轢が生まれているというような話もしばしば聞く。 私はドイツに住んで7年程になるが、ドイツの状況を見てみると、これは日本だけで起きている問題ではないように思える。ドイツの観光地もまた、オーバーツーリズムに悩まされているのだ。しかしその様相は、日本のそれとは少し違って見えるようにも思える。 人が多くても「キャパオーバー」を感じない?撮影:幸田詩織ドイツで賑わう観光イベント言えば、クリスマスマーケットやオクトーバーフェスト等といったものが有名だ。こうした季節のイベント
同社は現在、AIエージェントを活用して、エントリーレベルの職務の多くで繰り返される単調な作業を自動化しており、かつて10人いたチームをたった1人と1つのボットにまで削減することに成功している。 エージェントは、一般的に自律的にタスクを完了できる仮想アシスタントと定義され、ユーザーからの指示なしに問題を分析し、計画を立案し、行動を起こす。 「ワークフローを文書化できれば、エージェントにそれを実行させるのは非常に簡単です」 と、バーセルの最高執行責任者(COO)であるジーン・デウィット・グロッサー(Jeanne DeWitt Grosser)氏はBusiness Insiderに語った。 AIエージェントの開発は、同社が営業部門内で社内イニシアチブチームを立ち上げた6月に始まった。 3月に入社したグロッサー氏は、重要な営業ワークフローを再現・強化するエージェントを開発するため、3人のエンジニア
アマゾン(Amazon)はさらなる人員削減を準備しており、その対象にはクラウド事業を担うアマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services、AWS)も含まれている模様だ。Nikolas Kokovlis via Reuters Connectアマゾンが10月28日に1万4000人の人員整理を発表、様々な意味で世界を震撼させた。 Business Insiderが独自入手した同社内のデータによれば、リテール部門の中堅及び初級管理職が最も多くの解雇者を出した模様だ。 アマゾンのクラウド事業を担うアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の従業員たちは、自分たちをターゲットとしたさらなる人員削減の可能性を危惧している。 Business Insiderが確認した数字では、米国内で削減対象となったうち、78%超がジョブレベル「L5」から「L7」の従業員だった。同社内では一般的に、L5以上
オックスフォード大学の研究者によると、AIの活用により10代の若者は学習速度が向上しているが、思考の深みを失いつつあるという。Xinhua News Agency via Getty Images イギリスの10代の多くは、授業でAIへの依存を深めている一方で、AIが提供する情報の真偽を見極めるのが難しいと感じている。AIの活用によって学習速度は上がっているものの、思考の深みが失われつつあることが、オックスフォード大学の研究者による調査で示された。その調査では、回答者の10人中6人はAIが他の能力に悪影響を及ぼしていると答え、4人に1人は学習が「簡単になりすぎた」と答えている。AI(人工知能)は、若い世代の「学び方」だけでなく、「考え方」そのものも変えつつある。オックスフォード大学の研究者がそう指摘している。 2025年8月にイギリスの13〜18歳の生徒2000人を対象に実施された調査の報
ジェシカ・カミレリ=シェルトンによると、AIツールにはそれぞれ得意分野があり、ChatGPTがすべてに最適というわけではないという。Jessica Camilleri-Sheltonジェシカ・カミレリ=シェルトンは、コピーライターの仕事と自分で立ち上げたビジネスにAIを活用することで収入を倍増させた。彼女はChatGPTやClaudeといったAIツールを使い、生産性と創造性を高めている。AIツールは、タスク管理、コンテンツ作成、そしてクライアントとの打ち合わせに集中するためにも役立っている。本記事は、イギリス在住、35歳のコピーライター兼コンテンツライター、ジェシカ・カミレリ=シェルトン(Jessica Camilleri-Shelton)へのインタビューをもとに構成している。文章は、長さとわかりやすさのために編集している。 約2年半前にAI(人工知能)を業務フローに取り入れて以来、私のキ
決められた枠組みを進むのではなく、自分らしい選択をしてキャリアやライフスタイルを大きくシフトさせた人にインタビュー。第十九回は公認会計士試験(論文式試験)に合格し、スクール講師となった砂溜美保(すなどめ・みほ)さん。撮影:キム・アルム 「家に黒板買ってみようかな」 夫と相談のうえ、砂溜美保さんはオンラインで黒板を注文した。届いた黒板を自宅の書斎の一角に立てかけ、財務会計論の講義練習を繰り返す。板書の位置、説明の順序、受講生の反応までを想定しながら──。 「バレエと同じなんです。本番をイメージして練習する。講義も舞台と一緒だから」 現在はCPA会計学院で公認会計士を目指す人たちに向けて講師を務めているが、2022年まではANAの客室乗務員(CA)として国内外の空を飛び回っていた。入社後数年でチーフパーサーに昇格し、定年まで勤め上げるつもりだった。 ところが2020年、コロナ禍をきっかけに生活
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