コンテナ型データセンターは日本に根付くか?:Architecture for Modular Data Centers(1/2 ページ) コンテナ型データセンターという日本ではまだなじみが薄いソリューションが持つ可能性について論じてきた本連載も今回で最終回となる。今回は、コンテナ型データセンターの事例を中心に紹介するとともに、その課題について考えます。 はじめに 本稿で紹介する論文「Architecture for Modular Data Centers」は、ジェームズ・ハミルトン氏が2007年1月に発表した、コンテナデータセンターの優位性を示すものです。同氏は、Microsoftにおけるデータセンターアーキテクチャの責任者を務め、その後、Amazonの役員に就任した人物です。移籍の後も、AFCOMやGoogle Data Center Summitで講演するなど、未来のデータセンター像

