「新しいLinuxの教科書」という本を書きました。Linuxの入門書で、友人の大角(id:ozuma)と二人で書きました。2015年6月6日発売なので、もう本屋さんに並んでいます。 新しいLinuxの教科書 作者: 大角祐介出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2015/06/06メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る 学習に役に立つ本ができたので、ここで内容を紹介します。 目次 Linuxを使ってみよう シェルって何だろう? シェルの便利な機能 ファイルとディレクトリ ファイル操作の基本 探す、調べる テキストエディタ bashの設定 ファイルパーミッションとスーパーユーザ プロセスとジョブ 標準入出力とパイプライン テキスト処理 正規表現 高度なテキスト処理 シェルスクリプトを書こう シェルスクリプトの基礎知識 シェルスクリプトを活用しよう アーカイブと圧縮
2015年1月27日(現地時間) Qualysはglibc(GNU C Library)に脆弱性を発見し、情報を公開しました。ここでは関連情報をまとめます。(暫定まとめなので精度低め、網羅性無しです。。) (1) 脆弱性関連情報 Qualysが公開した脆弱性情報 The GHOST Vulnerability Qualys Security Advisory CVE-2015-0235 注意喚起 IPA (注意) libc の脆弱性対策について(CVE-2015-0235) 脆弱性の概要 glibcの__nss_hostname_digits_dots() にヒープバッファオーバーフローの脆弱性。 当該関数はglibcのgethostbyname()とgethostbyname2()から呼ばれている。 アプリケーションによっては、DoS、またはリモートから任意のコードが実行可能となる可能性
glibcのgethostbyname系関数に脆弱性の原因となるバグが発見されCVE-2015-0235(GHOST)と命名されたようです。放置した場合は相当多くのアプリケーションがこの脆弱性の影響を受けることが予想されます。 glibcは libcのGNUバージョンです。libcはアプリケーションではなく、事実上全てのアプリケーションが利用しているライブラリです。OSの中ではカーネルに次いで重要な部分と言えます。Linuxシステムでは(ことサーバー用途においては)例外なく glibcが使われています。 この glibcに含まれる gethostbyname系関数の実装に 2000年頃から存在したバグが今になって発見され、CVE-2015-0235 通称 GHOSTと命名されました。ネットワークで何らかの通信を行うアプリケーションは必ず※この関数を使用します。 ※追記: 名前解決をサポート
VPS(Virtual Private Server)を使ってWebサーバーを構築し、WordPressサイトを運用できるようになるまでの連載の2回目です。 前回(第1回目)は「サーバーってなに?」というテーマで、レンタルサーバーとVPSの違いや、数あるVPSのプランから、どのような基準で自分にあったサーバーを選択すれば良いか?などの基本的知識を説明しました。 今回は、VPSの申し込みから実際にサーバーにログインしてみるところまで説明します。 VPSの利用申し込みをしよう SSHを使うためには? SSHクライアントソフトのインストール CUIの世界へようこそ OSをアップデートしよう SSHをもっと安全に使うために 一般ユーザーを作ろう sshサーバー設定を変更して、rootで直接アクセス出来ないようにする 1. VPSの利用申し込みをしよう さくらのVPS お申し込みのページ https
サーバーの扱いに慣れていない初心者の方を対象に、VPS(Virtual Private Server)を使ってWebサーバーを構築し、WordPressサイトを運用できるようになるまでの連載を始めます。 サーバーの構築方法については、中・上級者向けの情報は多く見つかりますが、 「初めてVPSに触れる方が、Webサイトを構築して運用できるようになるまでのノウハウ」 を体系的に解説しているサイトはあまり多くありません。 ネット上に存在している情報では断片的だったり、分からない専門用語が出てきたりして、途中であきらめてしまった方も多いのではないでしょうか? 本連載では、初心者の方でも「これさえ読めばVPSを構築できる!」ように、初歩から丁寧に解説します。 「今までレンタルサーバーを使っていたけど、一歩進んでVPSに挑戦してみたい」という方のお役に立てれば幸いです。 本連載は以下の構成で5回に分け
英Canonicalは4月2日、ストレージサービス「Ubuntu One」の提供を7月1日に打ち切ると発表した。ユーザーは6月30日までにデータを別の場所に保管する必要がある。CanonicalのCEOは米Googleや米Dropboxなどが提供する同等サービスとの競合を示唆しながら、「無料のストレージサービスの戦いは長期的に持続できない」と敗北宣言をしている。 Ubuntu OneはCanonicalが2009年に発表したストレージサービス。「Ubuntu 9.10」より搭載され、その後Windows、iOS、Androidなど対応プラットフォームを拡大していた。クラウド上のサーバーにファイルを保存したり、ファイルの同期ができるサービスで、5GBまで無料、それ以上は有料で容量を追加できるというビジネスモデルで運営されていた。また、音楽配信サービスなども提供されていた。 Canonical
Ubuntu 12.10 Quantal Quetzal 2012.10.18 リリース Ubuntu 12.10 Quantal Quetzal(クワンタル・ケツァール: 量子のケツァール)が、2012年10月18日に正式リリースされました。 http://www.ubuntu.com/ Ubuntu 12.10の主な変更点や新機能は、以下のとおりです。 イメージサイズが増加したため、ライブCDではなくライブDVDが必要になった。 アップデートマネージャがシステム設定の「詳細」に統合され、ソフトウェア・アップデータに名前を変更した。 システム設定に、Google、Twitterなどの「オンラインアカウント」モジュールが追加された。 Dashの検索結果に、Amazonの商品が含まれるようになった。 Dashの検索結果で、アプリやファイルを右クリックすると、プレビューを表示できる。 起動して
2012年7月1日のうるう秒のあとに、MySQLやJavaなどのCPU使用率が高騰する事象が報告されています。 CPU %user %nice %system %iowait %steal %idle 08時30分01秒 all 0.02 0.00 0.02 0.04 0.00 99.91 08時40分01秒 all 0.02 0.00 0.02 0.08 0.00 99.88 08時50分01秒 all 0.02 0.00 0.02 0.03 0.00 99.92 09時00分01秒 all 0.11 0.00 0.13 0.04 0.00 99.72 09時10分01秒 all 23.02 0.00 29.09 0.11 0.00 47.78 09時20分01秒 all 23.11 0.00 29.08 0.06 0.00 47.75 09時30分01秒 all 22.85 0.00
今、Linuxデスクトップ界には大きな変化が起きている。デスクトップ向けに利用される二大ディストリビューションであるUbuntuとFedoraにおいて、いずれもデフォルトのデスクトップ環境が従来型のGNOMEではなくなってしまったのだ。4月にリリースされたUbuntu 11.04にはUnityが、5月にリリースされたFedora 15にはGNOME3がそれぞれ搭載されている。(GNOMEそのものが激変してしまったのである!) Linuxデスクトップのシェアはとても小さい。このブログの読者を含め、ほとんどの人にとってはLinuxデスクトップにどのような変化が起きたとしても、そんなのはどうでもいいことだろう。だが、二大ディストリビューションで同時に変化が、しかもエポックメイキングな変化が訪れたのはただごとではない。筆者には、この変化が新たな時代の幕開けに思えて仕方がないのである。今日は、それぞ
各所で話題になっていますが、Linuxを劇的に高速化する方法が発見されました*1 *2 *3。特にブラウザなど複数のアプリケーションを同時に起動した状態では、体感速度がびっくりするほど向上します。 高速化する方法も簡単です。カーネルの再構築という難しい作業は不要で、設定ファイルを数行書き換えるだけです。是非試しましょう! ステップ-1: ~/.bashrc の編集 ~/.bashrc の末尾に以下の4行を追加します。 if [ "$PS1" ] ; then mkdir -m 0700 /sys/fs/cgroup/cpu/user/$$ echo $$ > /sys/fs/cgroup/cpu/user/$$/tasks fi ステップ-2: /etc/rc.local の編集 /etc/rc.local の末尾に以下の2行を追加します(2010/11/24更新。不要なmkdirコマンド
What's news 2011年10月1日からBSに新チャンネルが追加されました。対応するにはepgrec、epgdump、さらに必要に応じてレコーダーコマンドのアップデートが必要です。epgrec、epgdumpの対応版と、PT2向けのrecpt1のパッチ済みのファイル群をsourceforgeにアップしているので、お使いください。なお、黒friioも新チャンネル対応のコマンドがあるっぽいです。Linux板を参照するといいでしょう。 2010年4月6日テスト版をアップしました。人柱向けです。詳しくはフォーラムのこの投稿を読んでください。 2010年3月22日版の一部不具合などを修正するパッチをアップロードしました。無理にパッチを当てる必要はありません。 2010年3月22日版をアップロードしました。 最新版に合わせてepgrecの使い方を改訂しました。いちど目を通しておくとなにかの役に
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