ある所にUPSでバックアップしているシステムがあった。 停電したら、UPSで電力供給しておいて正常終了させるはずのシステムだ。 そのシステムが先日、停電でストップした。 再起動した後、ログを見たら…あれ??? 1) シャットダウンシーケンスがUPSから送られて来るはずなのだが、来た形跡がない 2) 実施された形跡もない 3) UPSの電池が切れた所で突然死している事になっている 4) 通電が再開した後のUPSからのシーケンスは全部実施されているし、その旨のログも残っている 5) 実験室で同じ状態を再現しても、1-4の条件は何度でも繰り返し再現されるらしい。らしいというのは、うちの実験室じゃないので現物を見れないのだ。 UPSとシステムとの間には Ethernet Switch が入っている。で、UPSはrshを利用してコマンドを送っているらしい。 さて。正常にシャットダウンを実行しなかった
商品説明 Sun Modular Datacenterは極めて優れた経済性や環境への配慮など、様々な先進機能で従来のデータセンターの考え方を変えます。 概要 標準規格の20フィートの輸送用コンテナを利用し、様々な場所へ迅速に実装できるよう開発されたSun Modular Datacenter S20は、高密度でエネルギー効率に優れたデータセンターです。 Sun Modular Datacenter S20は、以下のような特長を備えています。 特徴 業界規格に準じた19inchラックを8台搭載 各ラックは高さ40U、有効奥行き78.1cm 各ラックは最大25KWの給電が可能で1,120のCPUもしくは3PB(ペタバイト)のディスクをサポート可能。新規市場に対応可能なHPC環境やWeb 2.0環境を、限られた基盤の中へ場所を問わず速やかに導入したいと考えている企業や学術研究機関に最適な環境を提
あるデータセンターに導入したサーバーの初期セットアップ時に今までに経験したことのないHDDトラブルに見舞われました。今回はそのトラブルの原因究明と解決に至るまでのお話です。 HDDの故障? 7月、新データセンターでの初期セットアップ時にHDDの書き込み速度がやたら遅いディスクがあるという話が出てきました。 話を聞くと1台だけでなく複数台に発生しているとの事です。 その時の測定値は次のような感じでした。 実際の測定値 # dd if=/dev/zero of=/mnt/p0/test bs=1M count=2048 (RAIDカードの0番ポートにあるディスク) 2048+0 records in 2048+0 records out 2147483648 bytes (2.1 GB) copied, 43.8163 seconds, 49.0 MB/s # dd if=/dev/zero
RAIDだけではバックアップ機構としては不十分である 2008-06-19 大事な個人的データをちゃんとバックアップしたいなあと思って、RAIDつきのNASを検討していて近くの人に相談したところ「RAIDだけじゃだめだよ」と言われました。なんで?と聞き返したところ 「ファイルシステムが逝っちゃったら終わりだから」 と説明され、色々考えて、納得した話です。 なぜRAIDだけでは不十分なのか RAIDを使うと、物理的な冗長性を持たせることができます。( RAID - Wikipedia ) 誤って手動で削除しちゃったときなんかはダメですが、それは仕方が無いでしょう。また、手動の削除ミスにすぐ気がつけば、削除したファイルを復活させられる道も残されています。 しかしファイルシステムが逝ってしまった場合はどうにもなりません。ソフトウェア的な問題でインデックス領域を破壊されてしまった場合、物理的には何
今回の取材は、ちょっと変則です。 あらかじめ取材に伺い、写真はInterop 2008会場で撮影しています。 これは、Interop 2008の会場で展示されているラックなどを撮影した方が色々な機材を撮影できるためです。 Panduitさんの製品は昔からかなり大好きでした。 非常に工夫がされていて特徴があり、使いやすい製品が多いです。 例えば、本サイトの最初のコンテンツである「Ethernetケーブルを作ろう!」コーナーでサンプルとして紹介しているRJ45コネクタと圧着工具はPanduit製です。 以下、取材内容です。 「Q:」部分が質問で、それに続く文章がPanduit社ご担当者様による回答です。 Q: 最近力を入れている分野を教えて下さい 最近力を入れている分野に、ラックの高密度化とラックでの熱処理問題があります。 高密度化は昔からの課題ですが、縦空間の利用など様々な工夫をしています。
「Juniper NETWORKS(ジュニパーネットワークス)」さんの取材に行ってきました。 主にルータやスイッチの仮想化に関して伺いました。 以下、取材内容です。 「Q:」部分が質問で、それに続く文章がJuniper NETWORKSご担当者様による回答です。 Q: 最近「仮想化」に関して良く目にしますね? 仮想化には大きく分けて2種類あります。 複数のものを一つに見せて拡張性を高めるものと、逆に一つのものを複数に見せるものです。 最近流行は「グリーンIT」というキーワードに代表される環境問題対策が注目されています。 消費電力を削減する技術の一つとして注目されているのが一つのものを複数に見せる「仮想化」です。 仮想化を行えば、機器の数を減らす事が可能であるため、省電力化が可能です。 ネットワーク機器が占める電力は1割ぐらいではないかと言われていますが、そこでの消費電力を抑えることによって
以前より想定されていた不正なハードウェア混入による情報セキュリティの脅威が現実味を帯びてきた。 「FBI Criminal Investigation Cisco Routers」と題されたレポートが以下のサイトに掲載されており、パワーポイントファイルのダウンロードも可能だ。(ファイルが正規のもので安全かどうかは不明) 資料に掲載されている偽シスコ製品はルータ(1000, 2000シリーズ)、スイッチ(WS-C2950-24, WS-X4418-GB)、GBIC(WS-G5483, WS-G5487)、WIC(VWIC-1MFT-E1, VWIC-2MFT-G703, WIC-1DSU-T1-V2)。2002年頃からその存在が確認されているようだ。バックドアやサービス妨害の潜在的な脅威が考えられるが、これだけの時間を経てリモートから攻撃可能な手段が確認されていないということは、今のところ単
昨日に引き続き、2月4 - 6日、サンフランシスコのパレスホテルで開催された、「Sun Analyst Summit 2008」から面白い情報をご紹介します。今回は、サン・マイクロシステムズのCTO、グレッグ・パパドプラスの講演から。 グレッグの講演ビデオは下に Embed しますが、今回の講演で、「ほっほー」と思ったのは「Project Blackbox」の進展です。1月29日の発表で、正式製品名を「Sun Modular Datacenter S20」とし、世界ですでに何件か販売したのですが、実際の写真をグレッグが公開しました。 Blackbox は、プレスリリースによると、米国、オランダ、ベルギー、ロシアで販売されたようで、この白い Blackbox は、ロシアに売れた物のようです。なぜか、というと、水冷の液体が不凍液だという事。MTS(モバイル・テレシステム)という会社としては、ス
日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は1月28日、中小向けタワー型ブレードエンクロージャ「HP BladeSystem c3000 タワーエンクロージャ(以下、タワー型c3000)」を発表した。同日より販売を開始する。 同製品は、2007年9月に発表された「BladeSystem c3000(以下、従来型c3000)」に続く、中小向けブレードエンクロージャ。両者を比べると、格納ブレード数8枚・冷却ファン6台・電源4台・DVDドライブを標準搭載し、一般オフィスのAC100V電源に対応するといった機能面では何も変わらない。唯一異なるのは、ブレードエンクロージャでは業界初というタワー型形状を採用し、底部にキャスターを備える点のみという、非常にユニークな製品となっている。
だいぶ間が空いてしまいましたが、久しぶりのデータセンター移行記です。 アンテナ、カウンター、検索を移転 完全移行もぼちぼちゴールが見えて来た今日この頃ですが、先日もサーバーの移行作業を行いました。はてなアンテナの巡回システム周り一式、はてなカウンター、はてな検索などをまとめて移行しました。今回の移行も深夜作業。夜の 2:00 に集合して作業開始です。上の写真は僕のメンテナンス時の作業着です。 サーバールームからサーバーを運び出します。台車が大活躍です。 ぎっしりサーバーが詰まっていた旧サーバールームも、だいぶ閑散としてきました。まだ 70 台近くのサーバーが残っていますが、開発機などを除くと残り 40 台程度になりました。年内には全部移行できるのではないかと思います。 アンテナやカウンターともなるとはてなの中では古いサービスなので、使っているハードも古い。移転にあたって古いサーバーはハード
Project Blackbox のコンテナーが日本に上陸した。秋の月曜日、紅葉の木々の下、その本体を表した。ここは芝の東京プリンスホテルの庭にある、レストラン・ガーデンアイランドの隣に、かすかな電源装置や水冷の音を立てながら、黒い大きな箱がそこにあった。 Project Blackbox は国際標準の20フィートコンテナーに、サンの省電力型のサーバやストレージや、ネットワークインフラを高密度に実装したものだ。たとえば、SPARC Enterprise T2000というUltraSPARC T1プロセッサを搭載した、32ウェイのサーバなら、140台入る。4480ウェイ(1ウェイを1CPUと考えると、4480CPUのサーバになる。一台24TBのストレージを搭載するX4500を選べば、3ペタバイトのストレージが確保される。 う~む。3ペタバイトって、どのくらいなんだろう、と想像も付かない。それ
米IBMは5月21日、新プロセッサ「POWER6」を発表。同時に、POWER6を搭載した新サーバ「IBM System p 570」を発表した。 動作周波数4.7GHzのPOWER6は、64ビットのデュアルコアプロセッサで、トランジスタ数は7億9000万個、2次キャッシュをオンチップで8Mバイト搭載する。IBMによれば、POWER6はPOWER5のほぼ2倍の処理速度を実現しながら、動作、冷却に必要な消費電力量はPOWER5とほぼ変わらない。またPOWER6のバンド幅は300Gバイト/秒で、iTunesの全カタログを約60秒でダウンロードできるという。POWER6は65ナノメートル(nm)プロセスで製造される。 POWER6搭載のIBM System p 570は、UNIXサーバの主要パフォーマンスベンチマーク4種(SPECint2006、SPECfp2006、SPECjbb2005、TPC
データセンターに多大なメリットをもたらすと言われるブレード・サーバだが、他に先駆けてブレード・サーバを導入した企業のITマネジャーたちは、「ブレード・サーバをデータセンターに導入する際には、事前に慎重な計画を立てる必要がある」と口をそろえる。 その代表とも言える存在が、米国ミズーリ州カンザス・シティに本拠を置くサーナーのデータセンター・マネジャー、ブライアン・スミス氏だ。 「ブレード・サーバが初めて登場したとき、それがデータセンター施設に与える影響についてはまったく考慮されていなかった。今も状況はさほど変わっていない。そのため、導入企業は、あらかじめ徹底したキャパシティ・プラニングとアーキテクチャ開発を行う必要がある」(スミス氏) ご存じのとおり、ブレード・サーバとは、高密度コンピューティングをサポートする自己完結型のサーバである。従来のサーバとは異なり、モニタなどのコンポーネントを他のブ
IDC Japan(本社東京)は,2006年通期および第4四半期(10月~12月)の国内のサーバー市場の調査結果を発表した。それによると,2006年通期の国内機市場全体の出荷金額は対前年比2.6%減の6741億円だった。2004年の1.7%減,2005年の2.1%減に続き,3年連続の減少となった。出荷台数は同7.8%増の61万台で,2004年,2005年の2ケタ成長と比べると減速傾向を示した。 製品分類別に見ると,好調だったのは86系マイクロプロセサを搭載した製品。出荷金額は対前年比3.1%増,出荷台数は同9.2%増となった。ただ,2005年と同様に単価は下落傾向にあり,出荷台数が伸び悩んだ2006年下半期はやや苦しい状況となった。上位ベンダーと下位ベンダーの差も開き始めたことから,2007年の86系サーバー機市場は転換点になる可能性があるという。 メインフレームやビジネス・サーバー機市場
以前紹介したGoogleの初期コンピュータストレージの中で取り上げた、Google創立者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが大学を出て会社を立ち上げた当初の初代サーバを詳細に撮影した数々の写真です。 なんだかものすごいことになっています。 Picasa ウェブ アルバム - Cody - San Francisco - DSC03080.JPG http://picasaweb.google.com/cody.clements/SanFrancisco/photo#4994692623856173074 Google’s First Production Server on Flickr - Photo Sharing! なお、この記事によると、このサーバはアメリカのカリフォルニアにある、Computer History Museumで行われたイベントで新たに展示されたものだそうです。 壊
SOHOや自宅で,Red Hat Enterprise Linux(RHEL)を導入したサーバーを2台使う。ぜいたくな使い方だが,これに近いことは簡単に実現できる。RHELのクローンOSで無償で入手できる「CentOS」と仮想化技術「Xen」を組み合わせる手法だ。 今回は,サーバー統合したマシンからディスプレイやキーボードを取り外し,監視情報を表示する液晶パネルを取り付ける。表示したいゲストOSの情報をボタンで切り替えられるようにスクリプトを作成しよう。 Xenを用いて1台のマシン上に複数のサーバーを構築した場合でも,TelnetやSSH(Secure SHell)などにより,それぞれのサーバーを遠隔管理できる。そのため,マシンからディスプレイやキーボードを外しても構わないだろう。 ただ,複数のサーバーが本当に稼働しているかどうかは,Telnetなどを使うのではなく,マシンを外から見てすぐ
玄人志向は、玄箱シリーズの上級者向け製品として「KURO-BOX/PRO」の出荷を2月27日に開始する。オープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後になる見込み。 KURO-BOX/PROは、従来モデルをNASとしてではなく、Linux BOXとして利用しているユーザー層をターゲットにした製品。3.5インチのシリアルATA HDDを1台内蔵できるほか、256MBの2Gbit NANDフラッシュを標準で搭載したことでディスクレスシステムの構築にも対応。U-Boot形式で起動し、ブート先をHDDまたはフラッシュのいずれかを選択できる。 フラッシュが搭載するLinuxのカーネルは2.6.12.6で、インストール済み機能はtelnet/samba。開発環境は付属のCD-ROMに収録されている。また、NASとしての必要最低限の機能は標準ファームウェアで実現できているという。 ネットワークイン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く