Linus Torvalds氏は、Linuxカーネルが誕生してから30周年を迎えたことに言及する一方で、Linux開発者にはこれからまだたくさんの仕事があると指摘した。 Linuxは、スマートフォンからクラウドコンピューティングに至るまで、あらゆることに極めて大きな影響を与えてきたが、IT業界の外ではLinuxがこんな節目を迎えたことは意識されないだろう。Linuxの生みの親であるTorvalds氏は、日曜に公開した新しい安定版カーネルのリリースノートの中で、Linuxの認知度の低さをネタにした。 「皆さんは今も30周年イベントの派手な催し物で忙しくしているだろうが、きっとどこかのタイミングで、この派手さや花火やシャンペンにも飽きてきているに違いない」と同氏は述べている。「今着ている夜会服や燕尾服も、それほど快適なものではないだろう。お祝いはもう数週間は続くだろうが、皆さんもそろそろ一息つ

