AFPが確認した米和平案で、事実上のロシア領として承認される地域と、ウクライナが保持する地域を示したウクライナの地図。(2025年11月21日作成)。(c)Luca MATTEUCCI / AFP 【11月22日 AFP】米シンクタンク「戦争研究所(ISW)」のデータをAFPが分析したところ、ドナルド・トランプ米政権のウクライナ和平案で、ロシアは戦うことなくルクセンブルク(約2590平方キロ)に相当する面積の領土を獲得する可能性がある。 AFPが確認した和平案は、ウクライナ軍が今も保持している地域から撤退することを求めており、これによりロシア側は一発の銃弾も発射することなく領土を約2300平方キロ増やすことになる。 ウクライナ側は、今も保持しているドネツク州の領土約5000平方キロ(緩衝地帯に充てられる)と、ルハンスク州の領土45平方キロを放棄することになる。 放棄する領土には、主要都

