「i486」プロセッサーに、安らかな眠りにつく時が訪れた。同プロセッサーはIntelが1989年に発売して以来、長きにわたり生きながらえてきた。Microsoftは2001年の「Windows XP」リリース時にサポートを終了したが、それ以降も「Linux」はさらに20年以上、このプロセッサーを延命させてきた。しかし、どんな素晴らしい生涯にも、いつか終わりが訪れる。今後リリースされる「Linux 6.15」カーネルをもって、i486と「Pentium」プロセッサーの最初期のモデルに関して、サポートを終了することになった。 その理由については、Linus Torvalds氏が先日、開発コミュニティーのメーリングリスト「Linux Kernel Mailing List」(LKML)で次のように述べている。「i486のサポートをやめるべき時が来たと強く実感している。この手の問題に1秒たりとも開

