Google Apps Script(GAS)を使って、SlackやSalesforceといった外部サービスと連携する際、APIキーやアクセストークンといった「秘密情報」をコード内に埋め込むケースがあります。しかし、そのままコード内に書いてしまうのは非常に危険です。誤って公開された場合、情報漏洩や不正アクセスのリスクがあります。 そこでGASで「秘密情報」を安全に管理するために用意されているのが、「PropertiesService(プロパティサービス)」です。本記事では、GASのプロパティサービスを使って、安全かつ効率的に秘密情報を管理する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。 なぜ秘密情報の管理が必要なのか まず、なぜGASで秘密情報の取り扱いに注意しなければならないのかを理解しておきましょう。 1つ目はセキュリティの観点です。スクリプトエディタに直接APIキーやパスワードを書き込

