KHTML(ケーエイチティーエムエル)は、 KDEプロジェクトにより開発されていたHTMLレンダリングエンジンである[1]。1990年代後半にKDEのウェブブラウザであるKonquerorブラウザのエンジンとして始まったが、2016年に活発な開発が停止し、2023年に正式に廃止された[1][2]。 KPartフレームワークのもとで開発され、C++で実装されている。HTML 4.01、CSSレベル1およびレベル2、DOMレベル1およびレベル2、レベル3の一部、ECMAScriptをサポートする。CSSに関してはAcid2テストをクリアする実装が施されている。ウェブ標準をサポートするように開発されているほか、できる限り多くのページをレンダリングできるよう、マイクロソフトによるInternet Explorerのいくつかの非標準な機能をサポートしている。 KHTMLはソフトウェアの構成要素として

