CTOが訊く#2 Rails Committer と DeNA 「CTOが訊く」は、DeNA CTO の @nekokak(ねこかく)こと小林 篤が、社内のメンバーに、その人となりや仕事っぷり、そして野望を訊く、というコーナーです。 第2回の対談ゲストは、@kamipo(かみぽ)こと上薗 竜太。 Full-Time Rails Committer としての入社 ▲左から、@kamipo:上薗 竜太、@nekokak:小林 篤 @nekokak 今日は「CTOが訊く」へ、Rails Committer である kamipo さんに来ていただきました。よろしくお願いします。 @kamipo お願いします。 @nekokak この「CTOが訊く」は、DeNA で活躍しているスペシャリティの高いエンジニアの人から色々と話を訊きながら、DeNA でどういう活躍をしているか伺って深堀りをしていく、とい
この記事は、 Rails を主戦場としている自分が今後学ぶべき技術について(随筆) | うなすけとあれこれ についてのアンサー記事です。 うなすけ君が Ruby on Rails で育ってきたように、僕も JavaScript とともに育ってきたという自覚があります。なので、これについて書くことは、ポジショントークは避けられない、という感覚があります。 冷静に比較しようとも思いましたが、やっぱり開き直って思いっきりポジショントークをすることにしました。そっちのほうが面白いと思うので。 自分の基本的な主張は、こちらの記事にあるとおりです。 Frontend Study #1: 基調講演 - Frontend 領域を再定義する 自分と Ruby on Rails 僕は、キャリアとしては Rails の会社で JavaScript を書いてきたことが多かったです。学生の頃は socket.io
急なお知らせですが、8月31日をもってTreasure Dataを退職することになりました。 今後の活動についてはいまのところなにも決まっていないので、自分になにができるのか、どんなニーズがあるのか、いろいろ相談に乗ってもらえるとうれしいです。 きっかけはというと、長年Railsコントリビューター/メンテナーとして並々ならぬ思いで活動してきたんですが。 どのぐらいがんばっていたかというと、たとえば2020年8月時点のコミット数ベースの今年のアクティビティでいうと、上位10人のアクティビティを母数にするとその半数が僕になります。 rails/rails contributors 2020-01-01 - 2020-08-26 Rails 5.0以降のも置いておきます。 rails/rails contributors 2019-01-01 - 2019-12-31 rails/rails c
Rails 6.0に対応したパーフェクトRuby on Rails 一部の書店では早売りでもう店頭に並んでいるところもあるようですが、7/25に発売します。 目次はこんな感じになっています。 ■Part1 Rails ~ overview 1章 Ruby on Railsの概要 1-1 Railsを使う前に 1-2 Railsの思想 1-3 Railsをはじめよう!! 1-4 scaffoldを使ってRailsでの開発を体験しよう 2章 Ruby on RailsとMVC 2-1 MVCアーキテクチャ 2-2 モデルを扱う 2-3 コントローラの役割 2-4 コントローラとビューの協調とビューテンプレートの基本 2-5 ビューテンプレートについて 3章 押さえておきたいRailsの基本機能 3-1 テストの種類と実行方法 3-2 RackとRailsの関係 3-3 DBを管理する 3-4
TL;DR 『環境変数を設定するだけでRuby on Railsサーバが10%高速化する(かもしれない)話』 でRailsを高速化させる素晴らしいハックが紹介されましたが。いまや有効なハックではなくなりました。 TZハックさん、ながい間(2日間)おつかれさまでした。 はじめに アカツキさまで技術顧問をさせていただいている小崎です。 このエントリは『環境変数を設定するだけでRuby on Railsサーバが10%高速化する(かもしれない)話』をRubyコミッタが読んだらこうなったというアンサーソングになっています。合わせてお読みください TZ環境変数でTime.newが10倍近く速くなるのは素晴らしい発見ですが、コミッタとしてはTZなしでも速くなって欲しいなと思いました。だってめんどうだし。 現状分析 まず問題のテストプログラムを軽く分析してみましょう % strace -c ruby .
Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 まずはじめに 10/26 発売 電子版は同日か少し遅れて発売予定 10/19追記 : 技術評論社の電子書籍サイトから購入可能になりました @netwillnet さんと共著です Rails 6.0対応の書籍としてはそれなりに早いタイミングでの出版だと思います 執筆しているときは最速で出したいという思いがありましたが、実際のところ最速なのかはわからないです😅 どのような本ですか? 目次はこんな感じです 巻頭特集 ようこそRuby on Railsの世界へ~ここが変わった! Rails 6の新機能~ - Action Textによるリッチテキスト機能の追加 - 複数の DB へ接続を行う機能の追加 - Action Mailboxによるメール受信機能の追加 特集1 Rails 6ではじめるRuby on Rails再入門 - 第1章 Ru
CVE-2019-5418_is_RCE.md Rails の CVE-2019-5418 は RCE (Remote code execution) です 2019-03-23 更新 Remote Code Executionとして、Advisoryが更新された。 https://groups.google.com/d/msg/rubyonrails-security/zRNVOUhKHrg/GmmcVXcmAAAJ Thanks to @sorah @tenderlove 前置き これは休日に書いた記事で所属している組織とは一切の関係がない。 概要 CVE-2019-5418 は実際のところ高確率でRCEなのだが File Content Disclosure という聞き慣れない名前で公表されて、CVE-2019-5419 で DoSが出来るという内容になっている やあ、脆弱性の開示方
Rails5.1が今betaで出ていますね。中でも目玉はwebpacker.gemによるモダンなフロントエンド開発がRailsに導入されることでしょう。 今までのRailsのasset pipelineとは別に、yarnによって依存性を管理しwebpackで結合する独立したjsのビルドシステムがサポートされます。 これによって、以下のような従来のasset pipelineでは解決がむずかしかった問題への解が示されました。 coffee scriptへの依存 npmによる依存性、バージョン管理が難しい javascriptのライブラリが野良gem化されてupdateされない問題 webpacker.gemはyarn/webpackの薄いwrapperとなっていて、加えて幾つかのrakeタスクを追加することでフロントエンド開発をサポートします。 具体的には以下のような機能が提供されます。 y
class HogehogeService # Hogehogeはモデル名まんま def process(hogehoge, option_a: nil, option_b: nil, option_c: false) history = hogehoge.histories.last unless hogehoge.active? hogehoge.histories.last.update(state: :cancel) return error_message end case hogehoge.kind when "type_a" # ... when "type_b" # ... end ActiveRecord::Base.transaction do history.save! history.create_foobars end end end 何が酷いって、機能が何なのか
投稿開発部の外村(@hokaccha)です。今回はReactについてのお話です。 ReactとSPA 最近JavaScriptやそれを取り巻くフレームワークなどの話題では、サーバ側はAPIのみを提供し、View(HTML)は全てJavaScriptで描画するような、いわゆるシングルページアプリケーション(以下SPA)についてよく語られます。 一方で、SPAを構築するにはコストがかかることも事実で、特にフロントエンドエンジニアが多くない環境では、従来通りサーバーサイドでViewを書きつつ動的な部分だけJavaScriptで処理するというアーキテクチャのほうが現実的な場合も往々にしてあります。 今回はこのような、サーバー側でHTMLを生成し、一部の動的な部分だけをReactで書くためのTipsを紹介します。 なお、基本的にサーバーサイドはRails前提ですが、RailsにおけるReactの開発
amakan での設計を例に、RailsでSingle-Page Applicationをつくるときの自分のやり方をまとめてみます。 Gem 「JavaScriptで書かれたReactのコンポーネントからHTMLを生成する」というのをRubyでやるために、RubyのV8エンジン実装であるmini_racerというGemを使う。この処理を楽に実行するために、react_on_railsというGemも使う。 gem "mini_racer" gem "react_on_rails" View body要素内のHTMLは全てReactで生成するので、layout以外にviewのテンプレートは存在しない。 Controller 初回リクエストの場合はHTMLを返す ページ遷移時に呼ばれるリクエストの場合はJSONを返す 外部サイトからブラウザバックで戻ってきたときにJSONを見せない という要求に
はじめに こんにちは、投稿開発部エンジニアの芳賀です。 既存のRailsプロジェクトの中でReact.jsを利用する機会があったので、その時にやったことについてまとめてみます。 私自身は普段RailsのサーバサイドとCoffeeScriptが中心で、最近のJavaScript開発環境についてあまりキャッチアップできていなかったのですが、それらの状況を把握しつつ試行錯誤で開発していった経験から、できるだけ「React採用してみたいけどJavaScript界隈よくわからない目線」で書いてみようと思います。 RailsでReact.jsを使ういくつかの方法 2016年時点で、RailsでReact.jsを使う方法はいくつかあって、どれを採用するかで悩みました。 vendor/assets/javascripts にreact.jsを置いて利用する react-rails gem を利用する br
RailsのChangeLogを読んでいたらkamipoさんの ActiveRecordへのコミットがRails5から使えるようになってるものがたくさんあったのでまとめてみました。 PostgreSQLでExpression IndexとOperator Classをサポート MySQLでPrepared statesmentsをサポート config/database.ymlでprepared_statements: trueとすると利用できるようになります。mysql2 0.4.4以降が導入されていないと使えないようです。 Schema dumperがcreate_tableブロックの中でindexを定義するようになった schema.rbのcreate_tableのブロック内でt.indexでインデックスが定義されるように変更されています。以前はcreate_tableのブロック外で
What, Why, How Create OSS Libraries - 過去に制作した30のライブラリから見るC#コーディングテクニックと個人OSSの...
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに Rails 5.0.0.beta1が2015年12月18日にリリースされました。 また、それにあわせてRuby on Railsの公式ブログに主な変更点がまとめられています。(投稿者はあのDHH氏のようです) Rails 5.0.0.beta1: Action Cable, API mode, Rails command beta1がリリースされたということは、Rails 5.0の正式リリースもそろそろ近いということです。 (ちなみにRails 4.0ではbeta1の4ヶ月後に正式版がリリースされました。) Railsユーザー
投稿推進部の外村(@hokaccha)です。 クックパッドブログの開発でRails上にECMAScript6などのモダンなJavaScript開発環境を導入した経験を元にノウハウを紹介したいと思います。 RailsはSprocketsというgemでJavaScriptやCSSをコンパイルする仕組みが提供されています。Sprocketsによるasset管理の仕組みは非常によくできており、AltJSのトランスパイルやファイルの結合、minifyなど、assetのコンパイルに必要な機能を一通り備えています。 しかし、JavaScriptにおけるモジュールの依存関係の解決や、ライブラリの管理などについてはモダンなJavaScript開発と乖離してきているのが現状です。そこで、Railsでも以下のようなことを実現できることを目標に環境を作りました。 ECMAScript6のシンタックスを使う モジュ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? こんにちは、freeeでフロントエンドエンジニアをしている @joe_re です。 freee Engineers Advent Calendar 2015の4日目を書きます。 僕からはfreeeで現在進行中の革命について、フロントエンドのビルドプロセスを中心に書こうと思います。 革命 ってなんのこと? というのはフロントエンドヤンキーこと @ymrl が 2日目で書いたので詳しくはそちらをご参照頂ければ幸いです。 背景 弊社ではRuby on Railsを主軸にしてWebサービスを作っています。 Railsは素晴らしいフレームワークで
こんにちは。ホリデー株式会社の内藤です。 ホリデー株式会社では Holiday(https://haveagood.holiday) という新規サービスの開発・運営を行っています。*1 以前投稿した記事でご紹介したように、Holiday では全文検索エンジンとして Elasticsearch を利用しています。 Ruby on Rails で構築されたアプリケーションから Elasticsearch を操作するには、公式 gem である elasticsearch-rails を使うのがとても便利です。 もちろん、Holiday でも活用させてもらっています。 大方の機能についてはこの gem で提供されるもので満足だったのですが、一点だけ、Holiday の運用をしている中で困ることがありました。 それが、サービス公開後のインデックスの再構築です。 elasticsearch-rails
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