概要 以前WindowsでおすすめのWeb開発ツールをブログで書きました。 多少重複しますが、Windows Terminalをより便利にカスタマイズしてターミナル運用を楽しめるようにしました。 前提条件として以下のツールはインストール済とします。 PowerShell 7系 Git for Windows WSL2 Scoop Windows Terminal Windows Terminalカスタマイズ Windows Terminalのデフォルトの背景画面は黒色なので、複数のWSLディストリビューションやPowerShellを入れると、どれがどのターミナルなのかわかりづらくなります。 設定の配色でターミナルのカラーや文字のフォントを変更できます。 配色やフォントはデフォルトでも種類は多いですが、自分でカスタマイズして専用のターミナルを作るのも一興です。 参考までに私のPowerShe
これでMicrosoft initではなくsystemdが起動するようになります。Microsoftの/initはPID2で起動し、ログインプロセス?(WSL.exeから起動するコンソールアクセス)については /init の子孫として起動します。nslogin等も不要です。 先日リリースされたUbuntu 22.04には/usr/libexec/wsl-systemdというシェルスクリプトが同梱されています。中身を覗くとunshareで名前空間を分けてsystemdを起動するようです。過去様々なところで紹介されていた手法のようですね。 systemdを起動する 早速試してみましょう。 $ sudo /usr/libexec/wsl-systemd $ ps ax PID TTY STAT TIME COMMAND 1 ? Sl 0:00 /init 7 ? Ss 0:00 /init 8
この記事について WSL 上にインストールした Linux で systemctl コマンドが使用できない問題を解決します。 この記事では Ubuntu 20.04 LTS を使用して説明していますが、他のディストリビューションでも手順に大きな違いは無いと思いますので、参考にしていただければと思います。 環境 この記事は以下の環境にて動作を確認しています。 Windows 10 Pro 21H2 ( OS Build : 19044.1645 ) Windows Terminal v1.12.10982.0 Distrod v0.1.5 WSL2 ( Kernel version: 5.10.102.1 ) Distrodとは? 公式では以下の様に説明されています。 Distrod is a systemd-based meta-distro for WSL2 that allows yo
このたびラップトップを新調しました。6年ほど前に中古のノートにLinuxを入れてつかってましたが、新品のWindowsノートに乗り換えました。そこで以前から気になっていたWindows Subsystem Linuxを使って、Windows上にLinuxの開発環境を用意してみたところ、セットアップもすごく簡単かつ快適な開発環境になったので、詳細を少し調べてみました。その結果と実際の開発現場における利用シーンについて紹介します。 ※現段階ではPreview版OSへのアップデートが必要。WSL2を利用するにはbuild 18917以上のOSバージョンが必要です。それにはthe Windows Insider Programというプログラムに登録した上で、OSをPreview版にアップデートする必要があります。 ターミナルを開くとそこはもうLinuxでした 近頃の私が個人的なLinux環境でやる
オプション「--set-version」を使う 次のWindows 10であるWindows 10 バージョン2004では、WSL(Windows Subsystem for Linux)2が使用可能になる。Linuxカーネルを独自構築し、ファイルI/Oのパフォーマンスやシステムコールの互換性が向上しているのが特徴の1つ。 Windows 10 Proをお使いの読者諸氏の中は、すでに好みのLinuxディストリビューションをWSL 1上にインストールしている方もいるかもしれないが、そのままではWSL 2の恩恵を受けることはできない。今回はWindows 10 Insider Preview上でLinuxディストリビューションのバージョン変更手順を紹介する。 「Win」+「X」キー→「A」キーと順に押すか、スタートを右クリック/長押しし、「Windows PowerShell」をクリック/タッ
「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。 新たに加わった「OneDriveConsumer」と「OneDriveCommercial」 2016年の本連載で、PCによってパスが異なるOneDriveフォルダに、意図する動作を適用させるための対処法を紹介したが、一部のショートカットファイルに対しては不用になった。 というのも、リリースノートに記述がなくどのバージョンから加わったのか確認できないが、ユーザー環境変数が新たに加わっている。 OneDriveは「OneDriveConsumer」、OneDrive for Businessは「OneDriveCommercial」という値が自動で作られ、データには絶対パスが格納される仕組みになった。 自動生成されるユーザー環境変数「OneDriveConsumer」「OneDriveCo
最近のMicrosoftさん好きです。 好きな企業は課金して応援ということで、買ってしまいました、Windows PCを。 そしてこの記事は、Windows PCに開発環境を作ろうと試行錯誤の記録です。 まだまだ仕事で使う環境をWindows PCに移行できるまでにはなっていない、Macで開発しています…… 思いついた選択肢 Hyper-VでLinuxのVMをたてて全てVMで完結させる。 WindowsにRubyなどなど全てをインストールしてWindowsだけで完結させる。 WSLのUbuntuにGUIのアプリケーションを含む全てをインストールしてWSLで完結させる。 RubyなどはWSL、エディタなどのGUIアプリケーションはWindowsにインストールのように分担させる。 試してみた(?)記録 ⚓1. VMで完結 良い点 本番環境とほぼ同じ構成なのでトラブルが少ない(はず) ネット上に
Ubuntu Weekly Recipe 第549回Windows 10 のHyper-VにUbuntu 18.04 LTSをインストールする 今回はWindows 10のHyper-VにゲストOSとしてUbuntu 18.04 LTSをインストールし、日本語環境で使用する方法を紹介します。 Windows 10とUbuntu 18.04 LTS Windows 10でUbuntuを使用する場合、まずはWindows Subsystem for Linux(WSL)が検討の筆頭候補でしょう。コマンドラインツールばかりでなく、がんばればGUIアプリケーションの表示までできます。 ただ、果たしてそれはWSLの用途としてどうなのか、と思ってしまうほど激しい使い方をしている実例も散見します。Microsoftも同じことを考えたのかどうかは定かではありませんが、Ubuntu 18.04 LTSのリリ
最近のWindows 10にはWindows Subsystem for Linux(WSL)と呼ばれる仕組みが導入され、UbuntuやDebianといった有名なLinuxディストリビューションをMicrosoft Storeからダウンロードしてインストールすることが可能となっています。 今回これら既存のLinuxディストリビューションとは異なり、WSLに最適化された新しいLinuxディストリビューション「WLinux」が公開され注目を集めています(MSPoweruser)。 WLinuxはWSL向けに小さくより適切なパッケージとデフォルト設定を持つDebianベースのディストリビューションで、Whitewater Foundryによって開発されています。 WLinuxは以下のような特徴を持っています。 WSL上に構築された開発者向けの高速Linuxターミナルおよび開発環境。 人気の開発環
■ 常用エディタをVisual Studio Codeに変えようかな(挫折する予感はある) 普段はさほどカスタマイズしていないvimでコード(やコード以外のなんでも)を書いていて、sshで乗り込んだ先でもローカルといっさい違いのない環境でものが書けるのはとてもいいし、困ったことは特にない。とはいえ、いろんな支援技術が入っている最近のエディタも使ってみたいんだよなぁ……とはもう何年も考えてるんだけど、ここらでえいやっと取り組んでみることに。とりあえず勢いのあるVS CODEがいいんじゃないの。 目標は、職場(Ubuntu Desktop)と自宅(Windows 10)で同じ環境にすること。WindowsではWSLを使っているから、基本的にLinuxに合わせるのがいい。ということで、まずはUbuntu 18に導入。これはらくちん。 ちゃんとハード3タブにできるんだ。えらいぞ、Microsoft
経緯 『 太古の昔より人々はWSLでDockerを動かそうとしてきた。 しかしながら、様々な理由からDocker for WindowsやVirtualBoxを頼らざるを得ない状況が続いていた… 』 みたいな認識。 実際ググるとそういうアプローチの記事がよく引っかかる。 WSL(Bash on Windows)でDockerを使用する - Qiita WSLでDockerを使う - Qiita Docker Engineが動かない理由はcgroupだったりSocketだったり様々な要因が絡んでいるのだろうと思っていたし、いつかWSLのアップデートによって解消される問題なのだろうと想像されていた。しかしなかなか解消されなかった。 そんな私もWindows 10の大型アップデートの度に期待をし、失望するというルーチンを繰り返してきた。 しかし、先日こんなツイートを見かけた。 は?いつの間にかd
この記事はPowerShell Advent Calendar 2017の23日目です。 そして明日が私の誕生日です。(?) 前置き たまたまググッて出てきた幾つかの技術を組み合わせたら大変便利過ぎて危険だった みんな知ってたのこれ?ていうお話。 PowerShellはWindowsに標準で搭載されるようになり、いわゆる「OS入ってればすぐ動く」の好例となったわけなんですが、 ps1ファイルがアレゲ。凄くアレ。 少なくともPC初心者の方にはダブルクリックで確実に実行出来ないとダメだと思うんです。 案の定7日目の大鷲さんがゾーン/セキュリティ(或いは場合によりExecutionPolicyなど……)に振り回されておられるわけです。 堅いのは良い事だ。良い事だけど、思ったより使い勝手悪いかなと。WSHくらいお手軽でありたい。 本題 そして、以下の超危険な一行に出会ってしまったのです。 @pow
諸々の理由によりWindowsな皆様こんにちは。Bash on Ubuntu on Windows使ってますか?私はBash on openSUSE on Windows派です。 Windows10の10月17日予定のアップデートFall Creators Update(1709)からBash on WindowsことWSLことWindows Subsystem for Linuxが正式版になり、あわせてUbuntuだけでなくopenSUSE/SLES、また予定ではFedoraなどディストリビューションを選ぶこともできるようになり、たいへん導入しやすくなりました。 Windows版Linuxの導入でつまずかない方法 さて、このWSLは単体でもコンソールとしては優秀ですが、X Window Serverと組み合わせるとおおよそLinuxデスクトップっぽくなってたいへん素敵です。素敵度合いをア
正式リリースされたWindows 10 Creators Updateで、Bash on Windowsはどう進化するのか? その強化点と新機能を紹介する。 ← 前回 連載 INDEX 2016年8月にリリースされたWindows 10 Anniversary Update(ビルド14393)に続く、大型アップデートのWindows 10 Creators Updateのリリースが2017年春ごろとうわさされている。Anniversary Update登場以降、Windows 10の新機能をいち早く試せるInsider Previewで小規模なリリースは継続されてきており、Bash on Ubuntu on Windows(以下BoW)も同様に機能強化が行われてきている。本稿では、Anniversary Update以降で追加され、Creators Update正式リリース版で使用可能とな
クライアント版のWindows10にはWSL(Windows Subsystem For Linux)と呼ばれるLinuxカーネルエミュレータが搭載されており、これを使用したBash On WindowsとしてLinuxのバイナリ互換環境を提供している。 世間にはいろいろとこのWSLを使ってアプリケーション環境を作ろうという試みもある: https://github.com/kpocza/LoWe ptrace()によるsyscall読み替え https://github.com/ionescu007/lxss Windowsとの交信に使用されるioctlをリバースエンジニアリングで解析、/devへのデバイス追加等 pdf(Blackhat 2016): https://github.com/ionescu007/lxss/raw/master/The%20Linux%20kernel%2
Bash on Windowsが強化、Linux版のJavaやGo、PostgreSQLなどもWindowsで実行可能に。3月リリースのWindows 10 Creators Updateで マイクロソフトは来月(2017年3月)登場予定のWindows 10の大型アップデート「Windows 10 Creators Update」で、Windowsに取り込んだLinux機能の「Bash on Ubuntu on Windows」とその背後にある「Windows Subsystem for Linux」(以下、両者をまとめて「Bash on Windows」に省略)の強化を行い、これまで実行が困難だったLinux版のJavaやPostgreSQLなども実行可能になることを、2月8日(日本時間2月9日未明)のイベント「Windows Developer Day - Creators Upda
Bash on Windowsって、bash.exeがホストしてるLinuxサブシステムで動いてます。複数のbash.exeを起動してもそこはなんかいい感じになっていて*1プロセスごとにインスタンスを作ってLinuxサブシステム用のプロセスをそのインスタンスの中で起動するという動きだそうです。 で、bash.exeが終了した時点でセッションへの参照がデクリメントされて、最終的にセッションへの参照が0個になった時点でLinuxサブシステムが終了したみたいな動きになります。困ったものです。 通常困らないのですが、tmux起動してその中で作業やっていて、ウィンドウ閉じちゃったりするとLinuxサブシステムごと終了してtmuxインスタンスはなかったことに。結果悲しみに包まれるということが起こりえます。 そこで先行研究もせずに、COMパワーを駆使してLinuxサブシステムのインスタンスを作るだけ作っ
B! 109 0 0 0 ちょっと前にWindowsがBashをサポートする と言う発表をして、今年の夏頃からサポートしたバージョンがWindows 10のアップデートで配布される 予定です。 現時点でも Windows Insider Program に参加することで現在進んでいるプロジェクトを先取りして使うことが出来、 その中にこのBashのサポートも既に含まれているので ちょっと使ってみました。 途中、インストールで躓いたところとかもあったのでその辺もメモしておきます。 Windows 10 Anniversary Update Run native Bash on Ubuntu on Windows Windows Insider Programへの参加 Insider Previewの入手、インストール Windowsのバージョンの確認 デスクトップに表示が出る? 開発者向け機能
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