Ruby on Railsの作者であるDHH(David Heinemeier Hansson)氏は、9月4日と5日の2日間、オランダ アムステルダムで開催されたRails World 2025の基調講演で同氏が開発した独自のLinuxディストリビューション「Omarchy」のデモンストレーションを行いました。 参考:Rails 8.1は顧客ごとにDBを分離できるマルチテナント対応に。オフライン対応、Markdownレンダリング搭載など新機能 まっさらのPCから5分で導入完了……
omakub.org DHHとApple もともと20年来のMacユーザーでTextMate原人であったDHHだが、HEYアプリが何度もAppStoreでリジェクトされた出来事を通じてか、次第にApple反転アンチ化してきた。 元々オルタネイティブな嗜好を持つDHHだったが、脱クラウド運動などの、近年の彼らのビックテックとの闘争にもつながっている。 年初あたりから自社の支給端末であったMacBookのリプレイスを検討し始め、Windows+WSL2やVSCode*1 、そしてLinuxデスクトップの利用を模索し始めていた。 最終的にUbuntuデスクトップを「安住の地」とし、そのセットアップの知見をすべてOmakubに込めたのだ。 エディタをNeovimに*2、スマホもSamsungに乗り換え*3、そしてFrameworkのラップトップを購入。 「ラップトップ買ってきましたUbuntu環境
Linuxはサーバ、組み込み機器、スーパーコンピュータなどにおいて存在感を示してきました。近年では、オンプレミスのシステムだけではなく、クラウドサービスでも広く使われています。本書は、前半でLinuxを使いこなす上で必要な基本知識を、後半で最新情報をまとめています。Linuxの知識を体系的に整理したい、最新動向が知りたい、運用を改善したい、効率的に開発を行いたい、といった要望をかなえる内容となっています。時代の変化に柔軟に対応できるLinux技術者を目指すなら必読の一冊です。 訳者まえがき はじめに 1章 Linuxの入門 1.1 モダンな環境とは何か? 1.2 これまでのLinuxの歴史 1.3 なぜオペレーティングシステムなのか? 1.4 Linuxディストリビューション 1.5 リソースの可視性 1.6 Linuxの全体像 1.7 まとめ 2章 Linuxカーネル 2.1 Linux
これは はてなエンジニア Advent Calendar 2019 2日目の記事です。 こんにちは、 id:masawada です。2ヶ月前まではブログチームのエンジニアでしたが、最近はマンガビューアを開発するチームに在籍しています。 弊社では開発に利用する端末を決められた上限額の範囲内で自由に選ぶことができます。多くのエンジニアがmacOS上で仕事をしており、WindowsやLinuxをデスクトップ環境として利用しているエンジニアはどちらかというと少数です(少なからずいます)。近年では多くのプロダクトのローカル開発環境でDockerを利用できるようになっており、OSの差異によってセットアップに躓くことがなくなった結果Linuxデスクトップへの移行のハードルが下がる傾向にあります。 自分も去年まではmacOS上で仕事をしていましたが、今年の頭にLinuxデスクトップに切り替えてようやく1年
8/31、patch 8.0.1026 で Linux 版 Vim のとある挙動が修正されました。 patch 8.0.1026: GTK on-the-spot input has problems - vim/vim@5c6dbcb - GitHub https://github.com/vim/vim/commit/5c6dbcb03fa552d7b0e61c8fcf425147eb6bf7d5 この修正は、Linux 版 Vim の IME (Input Method Editor) の挙動を修正する物ですが、この1つのパッチの為に多くの開発者が動いたという話です。 Vim と IME と僕 このパッチ、多い時で月に100個以上もリリースされる大量のパッチの1つに過ぎないのですが、実はこのパッチには思い入れがあり記事にせずにいられませんでした。この問題が修正されるまでに至った経緯を
static, benchmarking, tuning: sar, perf-tools, bcc/BPF: bpftrace, BPF book: Images license: creative commons Attribution-ShareAlike 4.0. This page links to various Linux performance material I've created, including the tools maps on the right. These use a large font size to suit slide decks. You can also print them out for your office wall. They show: Linux observability tools, Linux static perfor
Red Hat Enterprise Linux 7のβ版公開。コンテナ型仮想化搭載、標準データベースはMariaDBへ 米Red HatはRed Hat Enterprise Linux 7のベータ版の公開を発表しました。Red Hatはここ数年、OpenShiftやOpenStackなどクラウド関連のソフトウェアに注力しており、Red Hat Enterprise Linux 7もクラウドでの運用を意識した機能が組み込まれています。 プレスリリースでは、Red Hat Enterprise Linux 7のデザイン方針が以下のように示されています。 Red Hat Enterprise Linux 7 is designed to provide the underpinning for future application architectures while and provid
Ubuntu Server 実践バイブル 現場で即運用に役立つサービス設定のノウハウ 吉田 史 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2,816円 (2,560円+税) 関連サイト出版社による関連ページが公開されています。 Ubuntu Server 実践バイブル 現場で即運用に役立つサービス設定のノウハウ内容紹介本書では、筆者がjp.archive.ubuntu.comを含むさまざまなUbuntu Serverマシンを構築・運用してきた中で得られた、Ubuntu Server Guideに記載されていない暗黙知や、「作法」に類するもの、あるいは基礎的な知識など、Ubuntu Serverの常識を目いっぱいに詰め込んでいます。本書の実際のサーバー構築例は、こうした暗黙知や作法を伝えるための手段として選定しています。このため、現在でもよく構築されるであろうWeb/Proxy/NFSな
Linuxのmanページプロジェクト主催者によるLinuxプログラマ必携のリファレンス。Linux開発者(主にシステムプログラマとアプリケーションプログラマ)にとって、プログラミングする上で必要な情報を一冊で網羅。本書で扱う内容は広範囲にわたり一冊でLinuxプログラミングのほぼすべての情報を知ることができます。Linux/UNIX開発者のバイブルとなる一冊です。 正誤表 ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版、刷り年月日をご確認の上、ご利用ください。 第3刷正誤表 1270ページ、「59.6 inet_pton() とinet_ntop()」1行目 【誤】 inet_p
TCP高速化などを図ったLinuxカーネル3.6、リリース:仮想環境でのI/O性能を改善するVFIOも Linuxカーネルの新バージョン、「Linux 3.6」が10月1日にリリースされた。Linus Torvalds氏はこのリリースについて、アーキテクチャやファイルシステムに大幅な変更はないとしながらも、「着実な進歩」だと表現している。 カーネル3.6では、まずネットワーク接続を高速化するため、TCP Small QueuesやTCP Fast Openといった機能が盛り込まれた。TCP Small Queuesは、1つのキューに含まれるパケットの数に上限を設けることでRTTなどを減らし、ひいてはバッファサイズに起因する遅延や輻輳といった問題(Bufferbloat)を解決することを狙ったもの。一方TCP Fast Openは、TCPコネクション確立時のプロセスを最適化することで、Web
Linuxカーネルの開発者として知られるリーナス・トーバルズ氏が、出身地であるフィンランドで大学生向けの講演に姿を見せ、質疑応答の中でNVIDIAに対する不満をぶちまけるという一幕がありました。 Aalto Talk with Linus Torvalds [Full-length] - YouTube Linus Torvalds on NVIDIA's non-Linux Optimus support: "F*** you" - Neowin これはフィンランドのアールト大学で行われた「Aalto Talk with Linus Torvalds」というイベントにリーナス・トーバルズ氏が参加した際の映像です。 ゲストとして登場したトーバルズ氏は、学生との話を楽しんでいる様子。 質疑応答の中で、女性から「NvidiaのOptimus技術搭載ノートPCでLinuxを動かそうとしても動かな
人間とウェブの未来(旧) 「ウェブの歴史は人類の歴史の繰り返し」という観点から色々勉強しています。2014年までの人間とウェブの未来の旧ブログです。 といっても、きちんとした検証をしたわけではないので、あくまで「こういう環境でこういう事をやるとこうなる」という参考程度のものと理解してい頂ければ幸いです。 Linux上でプロセスは同時に何個起動できるのか 数年前にC10K問題が流行りました。これは、簡単に言うと、万のオーダーでプロセスを立ち上げる事になると、現状のOSではそれを想定した設計になっていないためまともに動かなくなる、といった問題でした。 だったら、「10万プロセス位を同時に立ち上げてみて、どうなるか試してみようぜ!」と思い、会社のエンジニアと一緒に試してみました。検証環境は、メモリ48GでCPUはHyperThreading込で24コアです。そこで動いていたOSはDebianでL
Pemeliharaan Terjadwal: Joker pada 07-Agt-2025 dari 14.52.25 sampai 18.00.00. Selama waktu ini, Joker permainan tidak akan tersedia. Kami memohon maaf atas ketidaknyamanan yang mungkin ditimbulkan. Pemeliharaan Terjadwal: Balak Play pada 07-Agt-2025 dari 08.30.00 sampai 15.30.00. Selama waktu ini, Balak Play permainan tidak akan tersedia. Kami memohon maaf atas ketidaknyamanan yang mungkin ditimbu
バージョン Linux では POSIX メッセージキューはカーネル 2.6.6 以降でサポートされている。 glibc ではバージョン 2.3.4 以降でサポートされている。 カーネルの設定 POSIX メッセージキューのサポートは、カーネルの設定 (configuration) オプション CONFIG_POSIX_MQUEUE で設定可能である。このオプションはデフォルトでは有効である。 持続性 POSIX メッセージキューはカーネル内で保持される。 mq_unlink(3) で削除されなければ、メッセージキューは システムがシャットダウンされるまで存在し続ける。 リンク POSIX メッセージキュー API を使用したプログラムは cc -lrt でコンパイルし、リアルタイムライブラリ librt とリンクしなければならない。 /proc インターフェース 以下のインターフェースを
Linuxカーネルメーリングリストに、Flashベースのストレージ向けの新しいI/Oスケジューラのアイデアと、このアイデアを実現するためのパッチが公開された。ディスパッチの決定にスライスではなくIOPS特性を利用した仕組みを採用しており、「FIOPS (Fair IOPS) I/Oスケジューラ」と呼ばれている。 ハードディスクの内部ではディスクが回転しており、I/Oスケジューラはこの物理特性を加味した設計となっている。一方で、ディスクの回転がないSSDなどのFlashベースのストレージは、ハードディスクとは特性が異なってくる。 公開されたアイデアでは、まずハードディスクとは異なるFlashベースストレージの特徴として次の4点を説明し、従来のI/Oスケジューラの想定と異なることを指摘している。 I/Oシークが発生しない 読み込みと書き込みのコストが大きく異なる リクエストにかかる時間はリクエ
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