はじめに 2025 年 10 月現在、Amazon SQS を開くとこんなバナーが目に入ります。 「SQS 公平キューが標準キューで使用できるようになりました。」 実は、Amazon SQS には 7 月に以下の機能リリースが行われているのです。 マルチテナントの標準キューにおいて、ノイジーネイバーの影響を軽減する「フェア（Fair）キュー」という新機能を導入（2025/07/21） Amazon SQS introduces fair queues for multi-tenant workloads 本記事では、Amazon SQS のフェアキューを実際に使ってみて、その挙動やそこから読み…

自己紹介 はじめまして！ 2025 年 10 月に APC にジョインした上地（うえち）です。クラウド事業部 IaC技術推進部 所属です。 沖縄からフルリモートで勤務しています。 （沖縄もすっかり秋めいて…と言いたいところですが、まだまだ半袖が過ごしやすい日々です） 趣味はクラフトビールで、旅行先では必ず現地のブルワリーを探してしまいます。 beer_festival 経歴 新卒で地元の金融機関関連の IT 会社に入社し、メインフレームの運用監視に 10 年以上携わっていました。 安定した日々でしたが、40 代を迎えた頃、「この先のキャリア、このままで良いのだろうか？」と考えるようになりました…

はじめに こんにちは、インターンシップ担当の秦、山内、小島、前田です。 今回は、エムオーテックスで冬に実施予定のインターンシップについてお届けします！ はじめに 概要 前回（夏）の実施内容 今回（冬）の実施内容 今回の冬インターンシップはここがオススメ！ エムオーテックスで使われている開発手法が学べる！ LANSCOPE ができるまでの工程を体験できる！ 流行りのクラウドサービスを使って開発ができる！ その他にも… 募集について おわりに 概要 本記事では、今年の冬に実施予定のインターンシップについて、実施内容と募集概要をお伝えします。 今年の夏インターンシップ開催に引き続き、開発本部主催の冬…

生成AIが社内ドキュメントを参照して答えてくれるチャットボットを簡単に作りたいの続き。プロトタイプの作成について進めていきたい。プロトタイプ作成の主な目的として、社内関係者への確認と技術検証の2点。生成AI関連のプロジェクトは素早くプロトタイプを作成し進めた方がよい。 また、プロトタイプは、「社内規程の回答」「SalesforceのCRMプラットフォーム上にある担当者名（取引先責任者）の回答」が、社員SSO＆権限遵守＆PII遮断で成立することとする。 プロトタイプの構成として、下記2パターンにて実装を進める。1. Amazon Q Business で最小実装2. Amazon Bedrock…

こんにちは、AWSグループの加藤です。 2025年7月にAWS Knowledge MCP Serverが公開され、2025年10月に一般提供になりました。 そんなホットな MCP サーバー を ChatGPT と連携する手順のご紹介です。 TL;DR AWS Knowledge MCP Server が2025年10月1日に一般提供（GA）になりました。 AWS Knowledge MCP Server とは AWS公式のドキュメント・ブログ・What’s New・Well-Architectedといった一次情報を、LLMから参照しやすい形式で提供するリモートMCPサーバーです。 ChatG…

弊社のAI駆動開発チームの中山が、Amazon Web Service (AWS) のブログメディアである、Builders Flash にて記事を寄稿しました。 AIエージェントを安全かつ効率的に処理するプロキシ基盤を、LiteLLM を通じて利用するアーキテクチャを紹介しております。 記事はこちらです。 aws.amazon.com

社員からの問い合わせに対して社内にあるドキュメントを参照して答えてくれるチャットボットを作りたい。できる限り簡単に作りたいが社内情報があるので、最低限のガードレールはセットしておきたい。 ガードレールの要件としては、以下の点は押さえておきたい。 チャットにアクセスできるのは社員のみ 利用ユーザーがアクセス権を持っていない情報にはアクセスせず生成AIは返答しない 個人情報に関しては返答しない（社員〇〇さんの住所を教えて、というような社員の個人情報は回答しない） ログイン、利用のログが残る 社内ドキュメントやデータは、構造化されているものはAmazon RDSにある。また自社の顧客データはSale…