新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行して2年以上が過ぎ、自粛の日々は遠い過去になりつつある。しかし、その一方で、多くの新型コロナワクチン接種後の死亡報告があり、また、極度の倦怠感の増長や歩行不全、睡眠障害などの後遺症に悩んでいる方々が現実に多く存在することをご存知だろうか。 果たしてコロナワクチン接種の有効性や正当性はどれほどあったのだろうか――。そんな疑問に対し、医師や研究者たちが科学的な検証を試みようとする姿を追ったドキュメンタリー映画がある。その名前は『ヒポクラテスの盲点』。公開以来、満席が続出。公開館は全国で拡大し、パンフレットは公開から3日で多くの上映館で完売した。 まず、目を見張るのは信じがたい事実の数々だ。コロナワクチン接種後の副反応疑い死亡報告は2,295件(2025年3月末時点)、コロナワクチン接種による体調不良等の副反応疑いの総数は37,555件、重篤例