寺井元一(まちづクリエイティブ代表、アソシエーションデザインディレクター)/城一裕(九州大学芸術工学研究院准教授)/石川琢也(山口情報芸術センター[YCAM]エデュケーター) 2018年06月15日号 千葉県松戸市の一角に「MAD City」と呼ばれるエリアがある。2011年からこの場所で特異なまちづくりを仕掛けるのは、まちづクリエイティブ代表の寺井元一氏。日本各地でアートとまちづくりの関係が試みられるなかで、地域とアートはどのように関わることができるのか。MAD Cityでプロジェクトを企画した城一裕氏と、「地域開発ラボ」を有する山口情報芸術センター[YCAM]の石川琢也氏が、8年目を迎えたMAD Cityの取り組みを振り返りながら、地域とアートの可能性を探る。(編集部) 街を使った表現活動を支援する 石川琢也──寺井さんは松戸市で「MAD City」の取り組みをされる前に、どんな活動を

