msg_stat_queue
メッセージキューデータ構造体の情報を返す
&reftitle.description;
arrayfalsemsg_stat_queue
SysvMessageQueuequeue
msg_stat_queue は、queue
で指定したメッセージキューのメタデータを返します。
これは、例えば受信したメッセージがどのプロセスから送信されたのかを調べる場合などに有用です。
&reftitle.parameters;
queue
メッセージキュー
&reftitle.returnvalues;
成功した場合、戻り値は配列で、そのキーと値は以下のような意味をもちます。
msg_stat_queue の配列構造
msg_perm.uid
キューの所有者の uid 。
msg_perm.gid
キューの所有者の gid 。
msg_perm.mode
キューのファイルアクセスモード。
msg_stime
キューに対して最後にメッセージが送信された時刻。
msg_rtime
キューから最後にメッセージを受信した時刻。
msg_ctime
キューが最後に更新された時刻。
msg_qnum
キューにある読み込み待ちのメッセージの数。
msg_qbytes
ひとつのメッセージキューに含められる最大のバイト数。
Linux では、この値の取得や設定を
/proc/sys/kernel/msgmnb で行えます。
msg_lspid
最後にキューに対してメッセージを送信したプロセスの pid 。
msg_lrpid
最後にキューからメッセージを受信したプロセスの pid 。
失敗時に &false; を返します。
&reftitle.changelog;
&Version;
&Description;
8.0.0
引数 queue は、
SysvMessageQueue のインスタンスを期待するようになりました。
これより前のバージョンでは、リソースが期待されていました。
&reftitle.seealso;
msg_remove_queue
msg_receive
msg_get_queue
msg_set_queue