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aptX adaptive対応の格安スマホPOCO F7は、5万円台でハイエンド級スペック

aptX adaptive対応で安いスマホを探すとPOCO Fシリーズに辿り着く

スマホを選ぶ時にどのような条件で探すだろうか? カメラ性能やサイズなどが多いだろうが、自分はBluetoothのコーデックが基準だった。ハイレゾのLDACに対応したスマホはかなり多いが、aptX adaptiveに対応したスマホはSoCにSnapdragonを搭載したスマホだけなのだ。
イヤホンで著名なレビュアーを見ていると、だいたいXperiaを使っているのだが、10万円コースである。スマホになるべくお金をかけたくない人間なのでいろいろ探した結果、XiaomiのサブブランドPOCOに辿り着いた。去年POCO F6という日本では未発売のスマホをAliExpressで購入し、ハイエンドなみの性能のスマホを5万円切って買えたのでかなり満足していた。とはいえ、入手方法がちょっと特殊だし、技適の問題もあるので、人には勧めにくかった。
後継のF7は日本でも販売しており、現在Amazonのスマイルセールで256GBモデルが48,980円と安くなっている。512GBモデルは58,980円だ。

海外メーカーのワイヤレスイヤホンやヘッドホンはLDAC非対応でaptX adaptiveのみ対応が多い

ソニーやTechnicsなど日本のメーカーは割とLDAC対応なのだが、SENNHEISERBOSEB&Wといった海外メーカーはハイレゾCODECはLDAC非対応でaptX adaptiveのみに対応していることが多い。
JBLは海外メーカーなのにLDAC対応なのは、Snapdragonを搭載しているハイエンドモデルのGalaxy S25でもなぜかaptX adaptiveに対応していないSamsung傘下なのが関係しているのかも。Snapdragon搭載機種はハード的にaptX adaptiveに対応できるはずなのだが、ライセンス料金の問題だろうか。
DENON PerL Proもベースモデルが海外だからか、aptX adaptiveのみの対応だった。

POCOのスマホはSoCもメモリもハイエンドモデルなみなのに5万円台で買える

ハイエンドのSoCであるSnapdragon 8s Gen 4を搭載しており、とにかくさくさく動く。ゲームが恩恵を一番受けやすいが、F6でも普段使っているSNSのアプリなども高速になったのは衝撃だった。12GBのメモリを搭載しており、ミドルエンドのモデルの8GBに比べると、いろいろ余裕がある。

高いカメラ性能

ハイエンドモデルと違って、カメラ性能はそこそこかと思っていたら、そうでもなかった。今どきは写真が綺麗に撮れないスマホなんて売れないということなんだろう。レンズ交換式カメラを使っている人間なんで、写真の画質にはこだわっている方だと思うのだが、最近はスマホでいいやと思うことがかなり増えた。
POCO F6の撮影例

中禅寺湖華厳の滝
宮城野早川堤の桜(2倍ズーム作例)
夜景も綺麗に撮れる。横浜万国橋より
食事の写真もよく撮れる

高速充電が便利

Xiaomiは独自規格で、高速充電を可能にしており、90Wなら45分程度で満充電できる。ただ、バッテリーの寿命は縮むようなので、普段は高速充電を使っておらず、充電し忘れていた時の緊急時に使っている。

おサイフケータイは非対応

グローバルモデルだから安いのであり、NFCは海外規格のNFC(Type-A、Type-B)は搭載しているものの、Type-FのFeliCaは搭載していない。
Garmin Watchを使うとスマホFeliCa非対応でもSuicaが使えるそうだ。
ガーミンのウォッチで「Suica」を使ってみた! 「Apple Watch」との違いは? - 価格.comマガジン

ワイヤレス充電に非対応

自分はワイヤレス充電を重視してないのでこれも気にならなかったが、気になる人は気になるだろう。

F7はちょっと重くなった

F6は179gだったが、F7は215gと重くなってしまったのが残念。F6 Proを選ばずにF6にした理由の一つが軽さだった。

Bluetoothコーデックにこだわらないのなら、安いX7 Proがいい

SoCとしてハイエンドのMediaTek Dimensity 8400-Ultraを搭載している。メモリは8GBと標準的だが、198gと少し軽量でサイズが小さいのは利点だ。
aptX adaptiveはQualcommの規格なので対応してないのだが、LDACには対応しているので一般的には問題ないだろう。
カメラの性能もレビューを見ると充分だと思う。
POCO X7 Pro 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価
POCO X7 Proのカメラは『オマケ』なのか?Redmi 9T、POCO F4 GT、iPhone 15と比較
POCO X7 Proの自腹レビュー。5万円以下最強クラスのコスパスマホ - ガルマックス

おサイフケータイ対応ならAQUOS sense9

Amazonで直に扱っているのはなかったのでリンクはしないが、後継機のsense10が出たため、5万円程度で買える。
AQUOS sense9 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価