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各種ディスクイメージファイルをISO形式に変換する

ディスクのバックアップはISOイメージファイルで作成することをオススメしますが、BINやIMGやMDFやNRGなど特定のソフトウェアに依存するディスクイメージファイルもよく使われていますね。それらは標準機能では扱いづらくて困ります。


コマンドラインツールの「bchunk」、「ccd2iso」、「mdf2iso」、「nrg2iso」を使うと、各種ディスクイメージファイルをISOイメージファイルに変換できますよ。

bchunk
CDRWINなどで作成されたBINやIMGイメージファイルをISO/CDRイメージファイルに変換します。変換にはディスクイメージファイルとCUEシートを指定します。

インストール:
$ sudo apt-get install bchunk

BIN+CUEをISOに変換:
$ bchunk Image.bin Sheet.cue NewImage.iso


ccd2iso
CloneCDなどで作成されたIMGイメージファイルをISOイメージファイルに変換します。

インストール:
$ sudo apt-get install ccd2iso

IMGをISOに変換:
$ ccd2iso Image.img NewImage.iso


mdf2iso
Alcohol120%などで作成されたMDFイメージファイルをISOイメージファイルに変換します。

インストール:
$ sudo apt-get install mdf2iso

MDFをISOに変換:
$ mdf2iso Image.mdf NewImage.iso


nrg2iso
Neroなどで作成されたNRGイメージファイルをISOイメージファイルに変換します。

インストール:
$ sudo apt-get install nrg2iso

NRGをISOに変換:
$ nrg2iso Image.nrg NewImage.iso


変換後はISOイメージファイル(.iso)をループバックマウントして利用できます。

nautilus-mount-imageでISOイメージファイルをマウントする
ISOイメージファイルのマウント
ファイルマネージャでディスクへデータを書き込む

DFOでFlickrの写真を管理する

Flickr管理ツールのDFO(Desktop Flickr Organizer)を使うと、デスクトップからFlickrの写真を管理できます。

インストール:
$ sudo apt-get install dfo


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「グラフィックス」→「Desktop Flickr Organizer」からDFOにアクセスできます。


メニューの「Flickr」→「接続」からFlickrへ接続します。はじめて接続すると、Flickrでのアプリケーション認証が促されます。

ブラウザが起動して認証ページが表示されるので、FlickrでDFOからのアクセスを許可しましょう。Flickrでの設定後にDFOの「Done!」ボタンを押します。


DFOは写真のアップロード、ダウンロード、削除、写真セットの作成、詳細情報の編集など、Flickrで行える基本的なアクションをサポートしています。


写真を選択してメニューの「Edit」ボタンを押すと詳細情報の編集ウインドウが開きます。編集ウインドウの「Information」タブや「Tags」タブから写真のタイトルや詳細やタグを編集できます。「Comments」タブからコメントの投稿も行えますよ。


ボトムメニューから実行するタスクを確認できます。「Uploads」リストでは「Drop individual or multiple photos here to add...」エリアに写真をドラッグアンドドロップしてアップロードする写真を追加できます。「Drop photos here to delete/remove...」エリアに写真をドラッグアンドドロップすると写真を削除できます。

写真の変更やタスクはすぐにはFlickrに反映されません。「Sync Now」ボタンを押してFlickrと同期しましょう。

PostrでFlickrに写真をアップロードする


ヒント:
Flickrは写真の公開と整理のための写真共有サービスです。サービスを利用するためにはFlickrでアカウント(yahoo.com)を作っておきましょう。

Ubuntu標準アプリケーションのF-Spotフォトマネージャーは、標準でFlickrへの写真のエクスポート(アップロード)に対応しています。

Pencilで手書きアニメーションを制作する

アニメーション/ドローイング・ツールのPencilを使うと、手書きのアニメーションを制作できます。

インストール:
$ sudo apt-get install pencil


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「グラフィックス」→「Pencil」からPencilにアクセスできます。


スケッチツールやドローツールなどを使いビットマップグラフィックスとベクターグラフィックスで絵を描けます。Pencilはタブレットの感圧機能をサポートしていますよ。


アニメーションはキーフレームベースで作成します。タイムラインにフレームを追加してフレームごとに変化した絵を描きましょう。Pencilはレイヤーをサポートしているので、静止した部分と、アニメーションする部分をレイヤーで分けておくと良いでしょう。また、オニオンスキンで前後のフレームの内容を薄く表示できます。変化の確認に便利ですね。


追加可能なレイヤーは数種類あります。同じドローツールを使用していても、ビットマップレイヤーに描かれた絵はビットマップグラフィックスとなり、ベクターレイヤーに描かれた絵はベクターグラフィックスになります。

作成したアニメーションはメニューの「File」→「Export」からイメージシーケンスやFlash(SWF)でエクスポートできます。背景や他のオブジェクトとの合成などはビデオエディター上で作業すると良いでしょう。

Inkscapeでロゴやイラストを制作する
Kdenliveで効率よくノンリニアビデオ編集する
デバイスの設定にタブレットを追加しよう!

JACKで音楽制作環境を構築する

オーディオサーバー/接続キットのJACK(JACK Audio Connection Kit)を使うと、オーディオアプリケーションやMIDIコントローラーなどで入出力されるオーディオストリームやMIDI信号をつなぎ合わせて、柔軟な音楽制作環境を構築できます。

インストール:
$ sudo apt-get install jackd qjackctl


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「サウンドとビデオ」→「JACK Control」からJACKのGUI設定ツールであるQjackCtlにアクセスできます。


JACKはオーディオサーバーです。オーディオアプリケーションやオーディオデバイスやMIDIコントローラーのポートをJACKサーバーに接続してオーディオストリームやMIDI信号を共有します。

例えば...コントローラーからのMIDI入力をシーケンサーにつなぎ、シーケンサーのMIDI出力をシンセサイザーにつなぎ、シンセサイザーのオーディオ出力をエフェクターにつなぎ、エフェクターから出力されるオーディオと、マイク入力やライン入力を、マスターミキサーにつなぎ集めて...というように、MIDI信号やオーディオストリームの流れをJACKで柔軟に構築できます。


JACKサーバーのGUI設定ツールであるQjackCtlの「Start」ボタンを押すとJACKサーバーがスタートします。「Stop」ボタンを押すとJACKサーバーは停止します。


「Connect」ボタンを押してオーディオやMIDIの接続を設定しましょう。設定ウインドウにはオーディオアプリケーションやオーディオデバイスやMIDIコントローラーのイン/アウトプット可能なポートが並びます。ポートを接続したいポートまでドラッグアンドドロップすると接続できますよ。


「Setup」ボタンを押してJACKサーバーの設定を行います。設定ウインドウの「Settings」タブの「Parameters」覧で「Realtime」にチェックを入れて「Priority」の値を増やすとJACKサーバーをリアルタイム処理モードで実行できます。また「Frames/Period」の値を増やすと音飛びを改善できます。設定はJACKサーバーの再スタート後に有効になります。

JACKサーバーはLinuxでの音楽制作において動脈となる重要な存在です。これは必須のシステムと言えるでしょう。

制限を緩めてリアルタイム処理を有効にしよう!
リアルタイムカーネルを導入してパフォーマンスを高めよう!


ヒント:
JACKサーバーにオーディオアプリケーションを接続する場合、アプリケーション側で利用するオーディオドライバ/インターフェイスの種類をJACKに設定する必要があります。高機能なオーディオアプリケーションの多くは、自動的にJACKサーバーへ接続を試みるか、JACKの利用が必須となっています。

QjackCtlはJACKサーバーの操作・設定を行うためのGUIフロントエンドです。JACKはサーバープログラムであり、コマンドや異なるアプリケーションからもコントロール可能なので必ずしもQjackCtlは必要ではありません。

nautilus-mount-imageでISOイメージファイルをマウントする

Nautilus用拡張スクリプトのnautilus-mount-imageを使うと、コンテキストメニューから簡単にISOイメージファイル(.iso)をマウントできます。

標準ではnautilus-mount-imageをネットワークインストールできません。インストールのためにnautilus-mount-imageのリポジトリをソフトウェア・ソースに追加しましょう。

リポジトリ情報:

リポジトリ(Ubuntuの場合)
deb http://ppa.launchpad.net/zootropo/ubuntu hardy main

リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!


インストール:
$ sudo apt-get install nautilus-mount-image



ISOイメージファイル(.iso)を右クリックして「Mount image」を選ぶことで簡単にマウントできます。


マウントしたISOイメージファイルはリムーバブルストレージとして扱われます。


マウントと同様にISOイメージファイルを右クリックして「Unmount image」を選ぶことでアンマウントできますよ。

ISOイメージファイルのマウント
各種ディスクイメージファイルをISO形式に変換する
ファイルマネージャでディスクにデータを書き込む


ヒント:
機能を有効にするためにはインストール後にログインし直す必要があります。

Kdenliveで効率よくノンリニアビデオ編集する

ノンリニアビデオエディターのKdenliveを使うと、マルチトラックタイムライン上で作業効率の良いノンリニアビデオ編集を行えます。

インストール:
$ sudo apt-get install kdenlive dvgrab ffmpeg lame


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「サウンドとビデオ」→「Kdenlive」からKdenliveにアクセスできます。


Kdenliveではマルチトラックのタイムライン上で編集を行います。DVやHDVをはじめ非常に多くのフォーマットをサポートしているのでビデオ編集の良いホストアプリケーションとなります。


メニューの「File」→「New」からプロジェクトを作成します。日本のDVカムやTV方式に合わせるためには「Video format」に「DV NTSC」を設定しましょう。HDVも選択できます。


「Project Tree」タブの「Add Clip」ボタンから、編集に使用するビデオ、オーディオ、イメージ、スライドショー(イメージシーケンス)、テキストを追加します。ファイルをウインドウにドラッグアンドドロップすることでも追加できますよ。

Kdenliveは、DV, M2T, MPEG, AVI, Quicktime, RealMedia, WindowsMedia, VOB, WAV, OGG, MP3, GIF, JPEG, PNG, TIFF, SVG, Gimp XCF, Photoshop PSD, ILM EXR...など、多くのフォーマットをサポートしています。


用意したクリップはタイムラインにドラッグアンドドロップして追加します。


「Timeline Monitor」タブでタイムラインのビデオをプレビューしましょう。ビデオに加えたエフェクトやトランジションもリアルタイムプレビューできます。「Clip Monitor」タブでは選択したクリップ自体のプレビューを行えます。「Capture Monitor」タブではDVカムからビデオを取り込めますよ。


ツールバーの各種ツールを使い編集を行います。効率良く編集を進めるためにも重要なフレームにはマーカーを付けておくと良いでしょう。マーカーを付けておくと、Timeline Monitorでマーカーのある位置まで素早く移動することができます。

また、タイムラインの時間表示上で右クリックするとガイドを設定することができますよ。


タイムライン上のビデオやオーディオを右クリックして、トランジションやエフェクトを加えましょう。


トランジションは「Transition」タブで映像の切り替えパターンを設定します。エフェクトは「Effect Stack」タブで設定を行えます。


メニューの「File」→「Export Timeline」から完成したビデオをレンダリングしましょう。DV, M2T, VOB, MPEG, Quicktime, RealVideo, XVid, FLV...など各種フォーマットでエクスポートできます。

Kdenliveは優秀なアプリケーションです。タイムライン方式での編集とHDVをサポートしたLinuxにおける最も良いビデオエディターのひとつと言えるでしょう。

Kinoで簡単にDV編集する
Avidemuxでビデオファイルを変換する
Pencilで手書きアニメーションを制作する


ヒント:
Kdenliveの動作は現在不安定であり、編集作業中に突然終了する可能性があります。作業中はプロジェクトをこまめに保存するか、メニューの「Settings」→「Configure Kdenlive」の「Interface」にて「Autosave project every」の自動保存間隔を短く設定するなどして対処する必要があります。

NTSCはアメリカ、カナダ、日本、韓国...などで採用されているTVの標準方式です。PALはUK、ドイツ、中国...などで採用されているTVの標準方式です。

HDV(High-Definition Video)はDVフォーマットの高解像度規格です。

Jokosherで簡単にオーディオ編集する

オーディオエディターのJokosher(Jokosher Audio Editor)を使うと、簡単にオーディオを録音して編集できます。

インストール:
$ sudo apt-get install jokosher lame


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「サウンドとビデオ」→「Jokosher Audio Editor」からJokosherにアクセスできます。


Jokosherを起動すると作業用にプロジェクトの作成が促されます。「Create a New Project」からプロジェクトを作成しましょう。


プロジェクトに、プロジェクト名、保存先フォルダ、制作者名を設定します。指定した保存先フォルダ内にプロジェクト名のフォルダが作成されますよ。


Jokosherはマルチトラックのミキシングに対応します。


ツールバーの「Add Instrument」からインストゥルメントを追加して録音を行うか、「Add Audio File」からオーディオファイルを追加します。


オーディオ上でダブルクリックするとオーディオを分割します。「Shift」キーを押しながら選択するとフェードの操作やトリムを行えますよ。


ツールバーの「Mixing」からミキシング用のワークスペースに切り替えてパンやピーク調整などを行えます。

編集したオーディオはメニューの「File」→「Mixdown Project」からOGG, MP3, FLAC, WAV形式などでエクスポートできます。


作業の前にメニューの「Edit」→「設定」から録音のオーディオフォーマットやサンプルレートを設定しておくと良いでしょう。

JokosherはPodcastのようなちょっとだけ手の込んだオーディオコンテンツの作成に向いていますね。

Audacityで素早くオーディオ編集する
SoundConverterでオーディオファイルを変換する

Audacityで素早くオーディオ編集する

非破壊サウンドエディターのAudacity(Audacity Sound Editor)を使うと、素早くオーディオの編集・エフェクト処理を行えます。

インストール:
$ sudo apt-get install audacity lame


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「サウンドとビデオ」→「Audacity Sound Editor」からAudacityにアクセスできます。


Audacityはマルチトラックのミキシングに対応し、レコーディングチャネルは最大16チャネル、サンプリングは最大96kHz, 32-bit floatまでサポートしています。非破壊編集なのでオーディオの品質を落とすことなく編集を進められますよ。


ツールバーの録音ボタンを押して録音を始めるか、メニューの「ファイル」→「開く」あるいは「ファイル」→「Import」→「Audio」からオーディオファイルを開きます。ビデオファイルからのオーディオデータ読み込みにも対応しています。


選択、エンベロープ、ドロー、タイムシフトなどのツールを使って、音量や位置を調整したりカットやトリムを行えます。


メニューの「効果」からオーディオにエフェクトを加えることができます。標準で多くのエフェクトが用意されていますね。

編集したオーディオはメニューの「ファイル」→「Export」からWAV, AIFF, MP3, OGG形式などでエクスポートできます。

Audacityは高機能なサウンドエディターです。基本機能がしっかりとしているのでオーディオクリップを編集する際の最良のツールとなるでしょう。

Jokosherで簡単にオーディオ編集する
SoundConverterでオーディオファイルを変換する


ヒント:
AudacityはLADSPA(Linux Audio Developer's Simple Plugin API)Nyquistプラグインをサポートしています。

GNOME Doでデスクトップ操作を素早く行う

デスクトップ検索/ランチャーのGNOME Doを使うと、アプリケーションの起動、IMメッセージの送信、辞書やブックマークやアドレス帳やファイルの検索、など多くの操作を素早く実行できます。

インストール:
$ sudo apt-get install gnome-do gnome-do-plugins


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「アクセサリ」→「GNOME Do」からGNOME Doにアクセスできます。


GNOME Doの操作はキーボードから行います。キーワードをタイプするだけの簡単操作ですよ。


キーワードをタイプするとリアルタイムに検索結果が表示されます。あいまいなキーワードでも検索してくれるので、タイプミスがあっても目的のアプリケーションなどを表示してくれます。

キーボードの「Enter」キーで表示されている検索結果を実行します。何も実行せずGNOME Doを終了したい場合はキーボードの「Esc」キーを押すか、マウスでデスクトップの適当な場所をクリックしましょう。


キーボードの下キーで他の検索結果を表示できます。検索結果がファイルやフォルダの場合は「Tab」キーで右側のボックスに移りファイルやフォルダの操作方法を選べます。


Firefoxのブックマークなどアプリケーション内のデータも検索してくれます。アドレスを直接入力して開くこともできますよ。

GNOME Do自体をキーボードから起動できるように「gnome-do」コマンドにショートカット・キーを割り当てておくと、より便利に利用できるでしょう。

アプリケーションにショートカット・キーを設定する


また、GNOME Doはプラグインを追加することによって各種アプリケーションと連携します。プラグインはGNOME DoのPluginsページからダウンロードできます。ホームフォルダ内の隠しフォルダ「.do」内に「plugins」フォルダを作成してpluginsフォルダ内にダウンロードしたプラグインファイル(.dll)を保存しましょう。

GNOME Doはシンプルでとっても便利。オススメです。

AWNでデスクトップドックを使う
Beagleでデスクトップ検索する


ヒント:
デスクトップ効果を有効にしておくと最も良い外観を得られます。

プラグインを利用するためにはプラグインファイル追加後にログインし直す必要があります。

Ubuntu 8.04以前の場合、GNOME Doをネットワークインストールできません。インストールのためにGNOME Doのリポジトリをソフトウェア・ソースに追加しましょう。

リポジトリ情報:

リポジトリ(Ubuntu 7.10の場合)
deb http://ppa.launchpad.net/do-core/ubuntu gutsy main

リポジトリを追加してアプリケーションを増やそう!


インストール:
$ sudo apt-get install gnome-do
$ sudo apt-get install libpurple-bin libevolution3.0-cil

PostrでFlickrに写真をアップロードする

FlickrアップロードツールのPostr(Flickr Uploader)を使うと、手軽に写真をFlickrへアップロード・公開できます。

インストール:
$ sudo apt-get install postr


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「グラフィックス」→「Flickr Uploader」からPostrにアクセスできます。


はじめて起動すると、Flickrでのアプリケーション認証が促されます。

「Login to Flickr」リンクをクリックしてブラウザを起動し、FlickrでPostrからのアクセスを許可しましょう。Flickrでの設定後にPostrの「Continue」ボタンを押します。


Postrのウインドウに写真をドラッグアンドドロップして追加し、タイトルやタグを付けて、メニューの「File」→「Upload」から写真をFlickrへアップロードします。とっても簡単ですね。

DFOでFlickrの写真を管理する


ヒント:
Flickrは写真の公開と整理のための写真共有サービスです。サービスを利用するためにはFlickrでアカウント(yahoo.com)を作っておきましょう。

Ubuntu標準アプリケーションのF-Spotフォトマネージャーは、標準でFlickrへの写真のエクスポート(アップロード)に対応しています。

FlashPlayerでFlashを再生する

FlashスタンドアローンプレーヤーのFlash Player(Adobe Flash Player)を使うと、SWFファイルの再生やプロジェクターを作成できます。

インストール:
Flash Playerサポートセンターのダウンロードページから圧縮ファイルをダウンロードして、手動でインストールしましょう。圧縮ファイルを解凍したフォルダ内の「standalone/release/」フォルダにある圧縮ファイルを解凍して出てくる「flashplayer」が実行ファイルです。

アプリケーションを手動でインストールする方法!2つ紹介!



スタンドアローンバージョンのFlash Playerです。swf形式のファイルを開くアプリケーションに「flashplayer」を追加しておくと良いでしょう。

ファイルを開くアプリケーションを設定する



メニューの「ファイル」→「プロジェクタの作成」からFlash PlayerとSWFファイルをひとつにまとめたプロジェクターファイルを作成できますよ。

ヒント:
スタンドアローンバージョンのFlash Playerは開発者向けのデバッガに含まれて提供されています。

Firefox用のFlashプラグインは「ubuntu-restricted-extras」パッケージからインストールできます。また、FirefoxでFlashを表示した際にもプラグインのインストールが促されます。
オーディオとビデオの再生!各種コーデックを揃えよう!

Kinoで簡単にDV編集する

ビデオエディターのKinoを使うと、簡単にDVカムからビデオを取り込んで編集できます。

インストール:
$ sudo apt-get install kino udev vorbis-tools
$ sudo apt-get install sox mjpegtools ffmpeg lame


インストール後はメニューバーの「アプリケーション」→「サウンドとビデオ」→「Kino」からKinoにアクセスできます。


Kinoではシーンを繋げてゆくストーリーボード方式で編集を行います。シンプルなビデオエディターですが、DVカムからシーンごとの自動分割キャプチャーやOpenDML(AVI2.0)やジョグ/シャトルコントロールに対応しています。DVファイル(.dv)ではないビデオファイルを開いた場合は、DVファイルへ変換してから取り込まれます。


「Edit」タブでビデオ全体の編集や再生を行います。コントロールバーのシャトルを用いると再生速度をコントロールしながら再生確認できます。また、キーボードの左右キーでフレーム送りできます。


「Storyboard」エリアでシーンをドラッグしてビデオのストーリーを整理しましょう。


「Insert Before」ボタンでシーンの前に、「Insert After」ボタンでシーンの後ろの位置にビデオを追加できます。


「Split」ボタンでシーンをカット、「Joint」ボタンでカットをひとつのシーンに繋ぎます。


「Capture」タブでDVカムからビデオを取り込みます。DVカムをPCに接続して「Capture」ボタンを押しましょう。カンタンですね。


「Timeline」タブでシーンのフレーム映像を確認できます。


「Trim」タブでシーンのIN/OUTポイントを調整できます。「Mode」からIN/OUTポイント設定を上書きするか新しいシーンとして追加するかを選択できます。


「FX」タブで映像や音声にフィルターやトランジション効果を加えられます。効果の設定後は「Render」ボタンを押して効果を加えたシーンを作業用のDVファイルとして書き出します。書き出されたDVファイルは編集中のシーンと置き換えられます。


「Export」タブで完成したビデオをDVカムやビデオファイルへエクスポートしましょう。ビデオファイルはDV、MPEG、FLV、MP4、VOBなどへエクスポートできます。


メニューの「Edit」→「Preferences」の「Default」タブで映像規格の設定を行いましょう。日本のDVカムやTV方式に合わせるために「Normalisation」に「NTSC」を、「Audio」に「48khz Stereo」を設定してください。「Aspect Ratio」はワイドスクリーン向けなら「16:9」に設定しましょう。この設定は編集をはじめる前に行ってください。


「Display」タブで「GDK」にチェックを入れると、編集時の再生・停止のレスポンスが向上します。また、「Drop video frames as needed」にチェックを入れると再生の遅延化が改善されます。


「Other」タブで「Save SMIL projects with relative file paths」にチェックを入れると、Kinoのプロジェクトファイルに保存されるビデオファイルのパスが相対パスで保存されます。ビデオファイルを別のフォルダへ移す場合のためにもチェックを入れておきましょう。

Kdenliveで効率よくノンリニアビデオ編集する
Avidemuxでビデオファイルを変換する


ヒント:
KinoのプロジェクトファイルはSMIL形式で保存されます。保存の際に拡張子は問われませんが、必要であれば.smilを付けておきましょう。

NTSCはアメリカ、カナダ、日本、韓国...などで採用されているTVの標準方式です。PALはUK、ドイツ、中国...などで採用されているTVの標準方式です。