MacBook Proのアップグレード、もう少し待ってみる価値があるかもしれません。
もしMacBookがWindowsノートPCに後れを取っている分野が一つあるとすれば、それはゲームでしょう。しかし、もう一つ挙げるとすれば、それはディスプレイ技術です。
そう、Appleが今もなお自慢のLCD「Retinaディスプレイ」にこだわり続ける一方で、Windowsマシンはもう何年も前からOLED(有機EL)やタッチスクリーンを採用してきました。でもご安心を。
業界の専門家によると、MacBookユーザーも近いうちに、より優れたスクリーンを手に入れられるようになりそうです。
信頼できる情報筋からの最新リーク
この最新の噂は、TF International Securitiesのアナリストであるミンチー・クオ氏と、Bloombergのマーク・ガーマン氏からもたらされたものです。
両者とも、Apple製品に関するレポートでは信頼性の高い実績を持っています。Appleがラップトップのディスプレイを刷新するという噂は今回が初めてではありませんが、ここにきて具体的なタイムラインが見えてきました。
クオ氏が9月17日にX(旧Twitter)へ投稿した内容によると、MacBook ProがOLEDアップデートを受ける最初のモデルとなり、さらに嬉しいことに、その新しいスクリーンはタッチ操作にも対応するとのこと。
このアップグレードモデルは「2026年後半までに量産体制に入る見込み」とされています。もちろん、こうしたリーク情報のお決まりとして、投稿には特定の情報源は示されていません。しかし、彼の過去の的確な予測から察するに、Apple内部の匿名情報筋からのものである可能性が高いでしょう。
気になる発売時期は2026年後半〜2027年初頭か
このクオ氏の主張を裏付けるように、同じく内部情報に詳しいガーマン氏も、自身の週刊ニュースレター「Power On」ですぐさま同意を示し、2023年の自身のレポートに言及しました。
ただし、彼は実際のリリース日はAppleの供給体制次第で、2027年初頭にずれ込む可能性もあると付け加えています。
また、この刷新はもともと今年予定されていたものの、「OLEDの供給問題により」延期されたという裏話も明かしました。
タッチ操作より嬉しい?OLEDがもたらす本当のメリット
タッチスクリーン付きラップトップの利点は言うまでもありませんが、個人的に一番期待しているのはOLEDの採用です。
この技術が持つ自発光ピクセルは、もちろんコントラストを向上させてくれますが、iPhoneと同様に、バッテリー寿命の改善にも貢献するはずです。
なぜなら、現在のMacBookがディスプレイ全体を照らすバックライトに依存しているのに対し、OLEDスクリーンは使用していない部分のピクセルを完全にオフにできるからです。
廉価版MacBookや折りたたみiPhoneの噂も
話はそれだけにとどまりません。
クオ氏の投稿は、iPhoneのプロセッサを搭載した低価格帯のMacBookが今年後半にも登場する可能性についても触れています。
詳細はまだ謎に包まれていますが、このモデルにはタッチ機能は搭載されない可能性が高いとのこと。もちろん、将来的には変わるかもしれませんが。
その他の噂としては、まだ多くがベールに包まれた折りたたみ式のiPhoneがあります。ガーマン氏によれば、これは「Appleの2026年の製品ラインナップのスターになるだろう」とのこと。
彼の情報筋は「チタン製のiPhone Airを2つ並べたようなものを想像してほしい」と語っているそうで、その姿がますます気になるところ。しかし、価格や具体的な発売日については、今のところ想像を巡らせるしかなさそうです。
























