フィリピン財閥、公的医療の遅れを商機に
フィリピン財閥、公的医療の遅れを商機に
フィリピンの公的医療はほかの東南アジア諸国に比べて遅れている。それを示す2つの主要指標がある。1つ目が世界保健機関のデータによる1万人あたりの病床数で、フィリピンは9台しかない。ベトナムの31台やシンガポールの28台の半分以下で、世界的に見ても最下位に近い。
2つ目が医療費負担で、世界銀行によるとフィリピン人は平均的に約44.4%を負担しており、域内で最も高い国の1つだ。
こうした遅れた公的医療…

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