WFSの認証基盤SDKと海外展開
2020.01.14
遠藤辰弥
自己紹介
● サーバーエンジニア
● 社内のボードゲーム部に所属
● 広告や共通基盤などに在籍
●新規スマホアプリ
●既存の社内プラットフォームと独立した環境
○新たな共通認証基盤SDKとして開発スタート
●複数のゲームに対応
●ゲーム開発に集中するための機能分離
●「ゲーム以外」を担当
WFSの共通基盤
WFSアプリの共通基盤「gamelib」
目的
● 必要だけどゲーム本質と分離できる部分を引き受ける
○ アカウント = 認証基盤、IDの発行
○ 課金・経理処理の統一・ゲームから隠蔽
○ アプリ内通貨管理の統一
○ 年齢登録と制限
○ キーワードフィルタ
担当していないこと
● アプリ毎に異なる部分
○ キャラ管理、ガチャシステム、etc
● SDK提供
○ 外部システムとのやりとり
○ 組み込みサポート
● 利用者保護の取り組み
○ 実装ルール強制のためのコードレビュー
提供内容
構成 要点
アプリ
ゲームサーバ
gamelibサーバ 経理
gamelib SDK
Cocos/Unity
gamelib SDK
PHP
Apple/Google
構成 要点
● 国内展開は完了した
● つぎは海外展開へ
● 課金の通貨対応はSDKで担当
○ 通貨処理はどうするか?
○ インフラはどうするか?
海外展開
海外展開 インフラ
●地域毎に独立セットを構築
● 一部ログは1箇所に送る
海外展開 経理・法律
経理
● あらゆる国・通貨を現地通貨で集計
● 国ごとに違う消費税対応を調査
法律
● GDPR
● クーリングオフ制度(課金キャンセル)
● 年齢制限の違い
●海外課金もgamelibで差を吸収
●課金ログも集約することができた
○国内外問わず、半リアルタイムに売上を把握可能
結果
売上などの指標を、速報・日・月で把握
●WFS共通基盤を支えているのは一般的な技術
●それを更新しつつ提供している
●海外課金を実現しているのも地味な積み重ね
●知見あるかたは是非共有を
まとめ

WFSの認証基盤SDKと海外展開