老練な図書館員の頭脳を若い館員が丸ごと借り受ける方法はないものか、そんなことに妄想を膨らませて参考図書を拾い始めたのは何年前 のことだったろうか。初めて書物という形にして世に問うたのは1986年の事だった。その時すでに千頁を超えんとする勢いでは先が思 いやられた。案外電子化の道はその時から開けていたのかも知れない。2004年増補版刊行。なんと総頁1,773p、厚さが6cmを 越え、重量が2.4kgになったのには少々驚いている。総頁数は1500を超えた。以後CD-ROMのお世話になる。そして常に現在 的なデータを提供できる唯一のメディアであることを実感している。 ユーザー評:ブログ[MonNikki]より転載 松山龍彦氏 とんでもない本が職場に納品されてきた。國學院大學栃木学園図書館の片山喜八郎、太田映子両氏による『邦語文献を対象とする参 考調査便覧』だ。参考調査便覧とは一般の読者にはなにや