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はてなキーワード: 歌舞伎とは

2025-11-25

映画国宝、実写邦画歴代1位に

でも見てないんだよなあ

歌舞伎興味ないし

もう歳だから3時間キツイ

イケメンが出てるだけの映画をわざわざ見たいっていうかとなあ

2025-11-24

歌舞伎ホームページ

歌舞伎役者の方が火事で亡くなったらしい

歌舞伎役者名前はみんな似ているし改名ばっかするので、もしかしたら知っている役者かもしれないと思い調べてみたら↓のホームページに辿り着いた

https://meikandb.kabuki.ne.jp/actor/60/

公演スケジュールとかプロフィールのような本人の情報よりも先に「家系図」のリンクが書かれていて引いた

馬かよ!

ただ、こういう血の系譜とかをアピールすることで権威があるかのようにブランディングしたこと大衆演劇人間国宝量産する芸術まで昇華させたんだろうなと思うと、最初に〇〇代目システム作った人は優秀なビジネスマンだなと感心する

今となっては少しキショいけど

2025-11-23

国宝は観てないけど(というか絶対に観ない)

歌舞伎という日本文化気持ち悪さが日本以外の国の方から発見されて心が晴れ晴れしている。日本国内でもあの映画が絶賛されていることを疑問視する考えを持つ人がたくさんいる事実を知ることができて嬉しい。

2025-11-22

日本文化品格文化として、歌舞伎と能ならば圧倒的に能です

どれだけの人が実際に歌舞伎を見て、映画国宝」について話してるのかは寡聞にして知りませんが、

歌舞伎座で歌舞伎を見ているいち庶民からすると、あれは大衆芸能であって、才能があるわけでもない「家の長男」やその周囲がそれらしく演じるための「型・様式」が存在し、さらにその「型・様式」も決してレベルが高いものではなく、だからこそ演じられるものです。

元々、女性が行っていた芸能を、男性女性演者へ行き過ぎた性的な興味をもったことで「風紀を乱す」として男性が行うようになりました。

中国でも男性女性を演じる女形はありますが、女性は他家へ嫁ぐので芸の流出を防ぐため男子女子を演じるのが理由でした。

比較すると、結果は同じでも原因が男性民度の低さによってであり、成立からそもそも歌舞伎品格が高いものではありません。

そこで芸を高める努力があることは素晴らしいことではありますが、大衆芸能からこそ多くの人に「わかりやすい」美です。

日本芸能でより格式が高いのは能であり、それは歴史だけではなく、鑑賞すると体感できます

これは時間に圧倒的な余裕がありそれを美意識で磨ける層にしか堪能できないもので、セカセカした生活に追われる大衆には心身から理解するのが難しいものだ、と。

歌舞伎現代日本人に受け入れられ、伝統とされあたか格式高い芸能として扱われる理由

男尊女卑を旧来の形で内包しており、男尊女卑を心身に染み付かせた大衆欲求合致している

・才能ではなく「家」で職種限定され「男性のみが」評価され女性サポートという名の下働き奴隷に押しやっている点が、ある種の層の加虐性と非加虐性支配願望を満足させる

・なんとなく伝統格式があるようで観客も自意識を満たせるが、内容は然程の品格も知性もなく楽しめる

歌舞伎とその芸能に携わる人の努力、その「よさ」を否定するつもりではありませんが、問題点批判点を認識しないままいたずらに持ち上げるのは非常に日本らしい汚点だと考えます

微妙に間違った名前検索するのが好き

学校テスト漢字を間違えたというのがよく見られるが、たまに本気で間違えてるのを発見すると検索した甲斐があったなあと思う。

2025-11-15

国宝李相日(イ・サンイル)監督「私は根っこまで韓国人

https://news.yahoo.co.jp/articles/acc5de46c4001d77351413da7b720b4ed4d58e58

日本で大ヒットを記録した映画国宝」の在日韓国人李相日(イ・サンイル)監督が「私は根っこまで韓国人」と

アイデンティティを明確にした。



日本での李相日の印象と違いすぎて草すぎたので一次情報をあたったらコレw

https://youtu.be/U1eDRphUzDM&t=355

かに僕はルーツ韓国にあって韓国人、といえばルーツがあります。ただ日本で生まれ育ったことによって文化的な影響はやっぱり日本の文化の中で育っているので多分想像されているより歌舞伎に対しての距離感というのはいわゆる日本の人たちとそんなに大きな違いは無いと思っていて

歌舞伎という芸能に対して韓国人であるからなにか触りづらいとかそういったことは一切無かったと思います

誰も「根っこまで韓国人」なんか言ってなくて草w

日本語>韓国語>日本語で翻訳してアホアホ伝言ゲームするくらいなら10秒で辿り着く日本語のソースにあたれよw

そうしたら韓国語の記事整合性が無くなるから記事にならない、まあすなわち誇張が過ぎるってことになるんだろうけど。

2025-11-12

音楽の授業の思い出

から振り返ると、中学校音楽の授業はあまり充実していなかったように思える。

学習指導要領が変わったのかアルトリコーダーは購入しなかった。小学校からの引き続きでソプラノリコーダー使用(´・ω・`)

授業で触れた楽器はそのソプラノリコーダーと琴だけ。

鑑賞したのもクラシックだと、ベートーヴェンの第九とシューベルトの『魔王』だけかな? そういえば、滝廉太郎も聴いて歌ったわー。ポップミュージックではビートルズを、そして歌舞伎の『勧進帳』を鑑賞した。

 

メインは合唱コンクールのための練習コンクールといっても校内だけのヤツだから全然小規模。

ただ1年生のとき体育館の改修と重なったため、南浦和さいたま市文化センターを貸し切って開催された。その後も同会場を引き続き使用

今にして思えば、ボブ・ディランが立ったステージ自分も乗ったのかと感慨深いが、そんな校内のクラス対抗戦でわざわざ貸し切る必要はあったのかやっぱり疑問(⁠๑⁠•⁠﹏⁠•⁠)

吹奏楽部顧問担任クラスが毎年優勝を掻っ攫っていった。そのセンセが独自にカッコいい映える曲を用意したのが勝因。普通中学生合唱スキルなんてたかが知れているので、曲目で大体決まる。

あとは、卒業式のための『大地讃頌』の合唱練習

なんか合唱しかしてない希ガス

 

触れた楽器も鑑賞した曲も小学校ときのほうが充実していたな。

高校書道に配属されたから知らない。

2025-10-19

anond:20251019201613

すっぴんだと軽く見られて化粧ありだと侮られにくいってのはあるのよ、ナンパ除けになるってのはそういうこと

こういう観点を持ってくれば男性"社会"が強制しているという意見は通るかもしれんね

女性腕力権力も体力も強かったら女性すっぴん男性歌舞伎めいたメイクをして職場に通ってたかもしれんな

2025-10-05

anond:20251004160446

増田家秘録 嘉永六年(1853年)秋

拙者、増田と申す、齢二百年に及びし者。江戸末期、嘉永の世に生まれ、下級武士の身ながら、洋学に志し、奇縁により不老の術を得て、現代に至るまでITとやらなる術を操りし者也。されど、この胸中、開国の風に始まり現代電脳世界に至るまで、騒乱の波に揺れ動く。

異国の地にて洋学電脳術を学ぶ

十余年前、否、百七十余年前、嘉永の世に、拙者は異国の地にて洋学を学び、後にITエンジニアと呼ばれる職に就きし。黒船浦賀に現れ、幕府が動揺せし頃、洋学日本未来を照らす光と信じられ、蘭学書は江戸の書肆に溢れ、若者たちは競って西洋の術を学んだ。拙者もまた、サンフランシスコロンドンユダヤの地を巡り、蒸汽機関電信の術を修め、さらには現代電脳術に至る。

当時、日本洋学東洋の雄として名を馳せ、諸藩の若者がわが国の術は世界に通ずと誇りし時代也。拙者もまた、若さに任せ、浮世絵歌舞伎、そして現代に至るアニメゲームに心奪われつつ、洋学電脳術の力を信じ、同志と語り合った。されど、異国の地にて出会いし師、ユダヤ出身の老練な技術者、その言葉は拙者の心に突き刺さる。

「これまで見てきた日本の学徒は、みな洋学電脳術の知識こそ重要と口にする。拙はそう思わぬ。それはまるで、浄瑠璃物語を盲信するが如き也。電脳術に必要なのは、筆力、すなわち母国語での読み書き、対話、人の心を掴む力也。少なくとも、術を世に広め、商いや国政に活かすには、こその力が肝要。されど、日本の学徒にそのような者を見たことがない。拙は百人近くの日本技術者を教えしが、一人もおらぬ。」

「このような者ばかりでは、日本電脳術は、ある日を境に凋落し、何も生み出せぬ時代が来る。五年後か、十年後か、百年後か。」

拙者、当時、憤りを覚えた。何だ、この異国の老人が!わが国のアニメゲームの魂を侮るとは!と。若さゆえの過ち也。されど、師の周りには、中華商人インド学者西洋技術者北欧船乗りカナダ役人万国博覧会の如き人々が集い、みな師の言葉に頷く。

異国の者たちの言葉

中華商人曰く「算法や機械知識重要とよく言われるが、拙の学んだ場では、そんなことは教えられず。術の根本理解すれば、さような発想は生まれぬ。」

インド学者曰く「この狭き視野日本の弱点也。電脳術の理解不足は、船や兵器のみならず、現代デジタルツインにも影響を及ぼすだろう。」

北欧船乗り曰く「これからの世は、すべて電脳術に基づく。如何に巧みに術を組み立てるかで、国力も民の暮らしも変わる。」

カナダ役人曰く「電脳術についていけねば、国庫も民の暮らしも貧しくなるばかり也。」

拙者、頭に血が上り反論した。さような大言壮語浮世絵アニメ領域にまで及ぶものではない!と。されど、師や同僚たちの目は、憐れみ失望に満ちていた。とりわけ、親しきアメリカ技術者アニメを愛する者にして、こう言った言葉は今なお忘れられぬ。

増田よ、言いにくいが、日本技術者は、世のことに無関心すぎる。拙は日本アニメを愛するが、日本電脳術は、まるで歌舞伎アニメの内輪の興行の如く、閉じた世界に生きている。かつての洋学はそうではなかったやもしれぬ。されど、十年ほど前より、そうなってしまった。」

電脳術を、町人や異国の者に使ってもらおうという謙虚さがない。術の名や道具に女児むけアニメ特撮ヒーローの名をを付けるなど、異国では狂人所業と見なされる。」

日本技術者は、他者不在のまま術を進めているのだ。」

会話は英語ゆえ、拙者が和文に訳して記す。當時は、なぜそこまで言われねばならぬ!と本気で憤った。されど、今思えば、技術者の間に異国の者にわからせる必要なしとする風潮、さらにはアニメゲームの名を術に冠する文化が根強かった。

師の忠告帰国

師は常々、こう申された。増田よ、アニメゲーム以外の趣味を持て。それが拙の唯一の忠告也。

その後、拙者は憐れみの目が耐えきれず、数年学び、怒りに任せて帰国した。されど、江戸の世から現代に至るまで、日本電脳術は鳴りを潜め、西洋列強やGAFAMと呼ばれる巨人の術に圧倒され、名を聞かぬほどになった。

今、巷やXなる電脳寄合では、拙者ややや上の世代がかつてのWinnyは優れていた。されど、幕府や民の無理解により、潰されたと、被害者意識を振りかざす声が響く。拙者、現代に至り、ようやく悟った。拙者は世を知ることを恐れ、ただアニメ電脳術に逃げていたにすぎぬ。それらが面白いのでも、愛しているのでもなく、他に能がなく、生きるために術を学んだだけだったのだ。

予言現実世代凋落

これからの世、拙者のような技術者は淘汰され、電脳の場から追われるだろう。既に、電脳術のみならず、世のことを知る新世代の技術者たちが、拙者が異国で嫌った者たちと同様に、日本でも珍しくなくなった。拙者の世代は、さような者たちを軟派と呼び、憎悪を燃やす者すらある。さような声が、電脳寄合で響く。

師はかつて、こうも予言していた。

日本技術者は、アニメゲームの如き閉じた文化から脱却せねばならぬ。されど、増田世代では、それは叶わぬだろう。」

「内輪に籠り、選民思想を高め合っても、女児向けアニメ特撮ヒーローの名を愛する心を、異国の商人幕府役人理解するはずもない。やがて、内輪に籠ったまま置いてけぼりとなり、他者を責める心のみが残る。その果ては、犯罪者となる道也。西洋では、さような者たちが電脳寄合をなし、辻斬り放火を起こし、世を騒がす。日本の地ではまだだが、いずれそうなる。」

ああ、その通り也。拙者が現代に至り、見るものは、予言の如く也。ある技術者が、娘たちを襲う集団の元締めとして捕まり、世を騒がせた。また、別の者は、幕府ならぬ国の金をかすめ取るスパコン詐欺を働き、獄に繋がれた。さらに同年、拙者と同世代技術者狂気を発し、神戸の町で辻斬りを起こし、刀と鉄棒で五人を斬り殺し、捕らえられた。聞けば、裁判では有名な異世界転生アニメ青髪メイドと契りを結ぶため、哲学的幽霊を斬らねばならぬと喚き、狂気ゆえ罪を免れたという。

数年前には、かつて電脳術の場を立ち上げ、志半ばで潰え、世を恨み、異人を罵る言を繰り返した者が、偽の品を売りさばき、捕らえられた。

予言の通り也。日本電脳術は何も生み出せず、高い誇りだけを抱え、売れぬ術を誇り、世を恨む声ばかりがXで響く。

敗北と悔恨

拙者たちは敗れたのだ。いや、始めより勝負にすらならなかったやもしれぬ。師の忠告が今、響く。拙者たちは、アニメゲーム以外の道を歩めぬ。八方塞がり也。あれほど気高く電脳術を誇った拙者や同輩たちは、世を恨み、若さや美を妬み、刀や火を手に辻斬り放火を起こし、獄に繋がれる。さような姿は、かつて夢見た攻殻機動隊の如き輝かしき未来とは程遠い。

されど、最も辛きは、さような狂人に同世代が多く、納得できてしまうこと也。高い誇りを持った拙者たちが、何も取り戻せぬまま、後の年月を生ねばならぬ。喪失感と欲を抱え、世や若者を憎み、辻斬り放火で世に復讐せんと考える者が出るのも、拙者たちの罪とはいえ、致し方ないやもしれぬ。

拙者たちは、世を知るべきだった。他者理解すべきだった。されど、もはや遅い。世との乖離は極まり若者を誘う行為咎められ、激昂する者、女性脚本家些細な言に怒り、騒動を起こす者。さような行為が、拙者たちの世代の生み出したものと思うと、涙が止まらぬ。

狂気の果て

拙者たちの世代は狂ってしまった。電脳術で世を変えると勇ましく語った者たちが、娘を襲い、国を欺き、刀で人を斬り、狂気の果てに異世界へと心を飛ばす。拙者が信じた夢の果てが、これ也。

拙者はさすがに、陰謀を信じ、世を罵るまでには堕ちぬ。されど、同世代の多くは、喪失感憎悪に囚われ、電脳寄合で世を怨む声が響く。先日、町田の町で辻斬りが起こり、世を騒がせた。

拙者は今日も、電脳術の片隅で生きる。江戸の世から現代まで、過去を悔い、アニメゲーム残滓で生きながら。

2025-09-29

国宝面白いだとか面白くないだとか

職場で「国宝」が3時間もあるくせに詰まらん、と話題になった。

自分は多額のお金をかけて作られた「国宝」はたとえストーリーがつまらないのだとしても、かけられたお金の分の見応えはあるだろうと考えて見に行った。

感想としては「最高に面白い」では無いが、「つまらない」では無く、「興味深い」になる。

ビジュアルに関してはもちろん演出舞台衣装メイクと全てにお金がかかっており大変素晴らしかった。

ストーリーfunではなくintrestingだ。文学的小説を読んだ時の感覚だ。共感は出来なかったが、いくつかのシーンは深く心に突き刺さった。

では何が面白く、何がつまらないと感じる要因か切り分けて推論したいと思う。

 

  

①絵の切り取り方

自分は上映中に主人公たちの見分けがつかなかった。

それは何故か?

 1.目が悪い

 2.歌舞伎衣装になると見分けがつかない

 3.引きの絵が多い

この3点が理由と考える。

 3について考える。

 この作品においては劇中に表情がアップになる場面が少ないと感じた。

理由として、これは歌舞伎の話であり歌舞伎を見せるべきである。故に歌舞伎という全身の演技、その舞台を見せるためだと考える。

 また、表情のアップというものはある種漫画的でコミカルもしくはヒロイックな印象を与えるのではないだろうか?

今作ではあくまでもひたむきに、ひたすらに歌舞伎とそれに取り組む姿を映すため、顔に寄るカメラは最低限になっていたと感じた。

 絵の切り取り方がつまらなさを感じさせる理由について考える。

寄りの絵が無い、というのは漫画的に言うと決めゴマが無いと言える。例えるなら印籠を出さな水戸黄門のようなものだ。分かりやすく見映えのする面白い箇所が無いと冗長的でつまらないと感じる可能性がある。

故に国宝においては何を面白いと感じれば良いよのか分からず、つまらない映画だと感じる人もいるかもしれない。

 

ストーリーが合わない

 最初に述べたが本作はfunでは無くintrestingだ。主人公達が才覚を表し歌舞伎界のヒーローになる様を観たかった人にとっては残酷物語となる。

 そしてこれは文学的方向性小説と考える。良く冷えたビールのような喉越しの良さでは無く、後に残るほろ苦さの深みを味わうのが良いだろう。

 

ストーリーの間が合わない

 本作においてはテンポ感のある掛け合いというのは少ない。先の項で述べた通り小説的な映画であるため、明確に発言されるのでは無く、表情、声色、無言の間、から音声では無い秘めたセリフが現れる。故に言葉だけを追うと謎の間がつまらない上、ストーリーもついて行けない可能性がある。

 

 

 総括すると、小説慣れした人にとっては非常に面白い作品だろう。しか小説を読まない人にとっては非常につまらない作品だろう。

より本作を楽しむ一手として曽根崎心中、鷺娘、娘道明寺(二人道明寺)を少し知っておくとより楽しめる。

もちろん歌舞伎のことが全くわからなくても楽しめるので、この映画空気感は是非劇場で味わってほしい。

2025-09-20

助六弁当の地味なすごさ

助六弁当を知らん人はいないと思うが、ぐぐったらこ歌舞伎キャラ元ネタで、江戸時代発祥らしい。見た目もザ・江戸ってかんじの稲荷と巻きの二本立て。スーパーでもコンビニでも買える。

フード界はローストビーフ丼だなんだのと、映えるメニューで飽和してるのに、助六だけは何事もなかった顔で棚に居座ってる。その沈黙の圧がすごい・・・

しか江戸まれなのに、北海道でも沖縄でも普通に買える。地域性ゼロで「全国標準フォーマット」になっているのがこれまた地味に驚く。

白黒の巻きずし茶色稲荷、はっきりいって見栄えはゼロで、渋さしかないが、でもそれが毎日何トンも共通フォーマットで全国に配送されてるんだから、その支配力はあなどれない。

たぶんこの国では30分徒歩なり車つかえば確実に助六出会えると思う。そんな弁当かにある?

あと蕎麦とか寿司とかとタッグを組んだりするのもユーティリティプレイヤーとしてのポテンシャルを持っている。細巻き蕎麦単品だけだと物足りず、2つ買うとけっきょく高くつく。最初からセットになってる助六弁当トータルでお徳なのよ。

肉は入らず、動物性といえば巻きの卵ひと切れ。 結果、誰でもあっさりと食べられるがボリュームちゃんとある、というバランスに落ち着いてる。老人からOLガテン系までいろんな人が買ってる。

見た目はどう考えても地味なのに、総菜コーナーを通ると、なぜか手を伸ばしてしまう。「ターゲット不問」がまさに助六の魔力であろう。

その渋さと堅実さ、ヤンキース時代黒田のような「仕事人」を感じてしまう。

ここまでシンプル構造なのに全国を制覇した例ってある? 幕の内・・・? 強いけど、中身のバリエーション勝負してるんだよな。助六は2種類しかない。組み合わせというか、構造のもの助六という概念なんよ。

そして怖いのは、気づかないうちに俺は助六を週3で食べてる。正確には「助六に食べさせられてる」・・・。脳に刷り込まれてんだな。

においがなく、会議前の10分でさっと食べられるのもいい。おにぎりだと手でつかむ必要があるが、箸なので行儀もいい。なので、考える前に手が伸びる。「今日助六でいいや」食べた後も特に感動はない。でも確実に日常に組み込まれている。

助六はもう「文化」なのではないか

江戸発祥文化が、令和の冷蔵棚でまだ生きているのだ。

2025-09-14

観客席から合いの手を入れる系の鑑賞会

歌舞伎の「ヨッ!~~屋!」

ジャズソロが終わった後の拍手

上記のような客に少々の知識を求めてくる系の会がある。

ミュージカルとかなら歌をうたい終えたら拍手をするので、初心者も乗り遅れとかない。

ジャズも観客が多いならいいけれど、少ないと拍手乗り遅れが明らかにわかってしまう。

客なのにプレッシャーを感じるよなあ…。

2025-09-12

AIは僕らを「原始時代」に連れ戻すのか?

最近、ふと考えるんです。

テクノロジーがこれだけ進んで、AIが何でも答えてくれるようになった未来、僕らの社会ってどうなってるんだろうって。

これって、単なるSFの話じゃありません。もう僕らの目の前で起きている、とんでもなく大きな変化の話です。

AIっていう、人間頭脳のものを外付けできるような技術が出てきたことで、

社会を成り立たせていた一番大事もの、つまりみんなが何となく共有していた「物語」が、音を立てて崩れ始めてる。

その先に待ってるのって、人類の輝かしい「進化」なんでしょうか?

それとも、国なんてものが生まれる前の、バラバラな「回帰」なんでしょうか?

そもそも「国」って、たぶん、みんなが同じ物語を信じることから始まるんですよね。

じゃあ「俺たち日本人」って、いつから始まったんだっけ?

歴史を遡ると、8世紀頃に、時の支配者たちが一大プロジェクトを立ち上げてるんです。『古事記』とか『日本書紀』を作ったこと。

あれって、単なる神話集めじゃない。

「この国は、天照大御神っていう太陽神から続く天皇が治める国なんだ」っていう壮大な物語を、国民の心にインストールする、国家的なOS開発だったわけです。

三種の神器」っていうアイコンも設定して、他の豪族とは格が違うんだよ、と。

このOSインストールされたことで、列島に住む人々は初めて「俺たち、同じ神様天皇をいただく一つのチームなんだ」っていう意識、つまり日本人」の原型を持つようになった。

そのOSが、庶民レベルまで完全に浸透したのが、江戸時代っていう、超巨大な培養器の中でした。

幕府は、身分制度とか参勤交代で、社会ガチャガチャ動かないようにガッチリ固定する。

そして、外国からの影響をシャットアウトした「鎖国」っていう培養器の中で、浮世絵歌舞伎、お相撲といった、超ドメスティック文化が花開く。

この時代、人々はみんな同じような文化に触れ、同じような価値観を共有してた。

日本人らしさ」っていう、僕らの文化DNAが完成したのが、この江戸時代だったのかもしれません。

でも、その当たり前だった「みんなで見る物語」が、いつの間にか壊れ始めてた。

敵は黒船じゃなく、僕らのポケットに入ってるスマホです。

2000年代インターネットが登場して、僕らはいつでもどこでも情報アクセスできるようになりました。

でもその裏で、僕らの頭の中にはヤバい変化が起きてました。

複雑な問題にあった時、じっくり「どっちが正しいんだろう」と判断するんじゃなくて、手っ取り早く「正解を検索する」というクセがついちゃったんです。

昔は、図書館で本を何冊も比べたり、人に聞いたり、頭を抱えて悩んだりっていう、思考の「摩擦」がありました。

でも、検索エンジンはその面倒なプロセスを全部すっ飛ばして、「答えはこれだよ」って教えてくれる。便利ですよね。

でもそのせいで、僕らの思考筋肉は、確実に衰えていきました。それに、昔はみんなで見てた「お茶の間劇場」も終わっちゃった。

昔は、家族みんなで同じテレビ番組を見て、次の日には学校会社でその話題で盛り上がりましたよね。

良くも悪も、日本中が同じ物語を共有する「お茶の間劇場」があったんです。

でもSNSは、僕ら一人ひとりに「あなただけの快適な世界フィルターバブル)」を用意してくれました。

もう、嫌いな意見や、自分と違う価値観に触れる必要はありません。

その結果、僕らは共通話題を失い、「共有される物語」が生まれる土壌そのものが、なくなっていったんです。

そして、そこにAIがやってきた。これは、社会の分断を決定的なものにする、究極のテクノロジーかもしれません。

AIは、考える人にとっては自分の知性を何倍にも拡張してくれる最強の「翼」になる一方で、考えるのをやめた人にとっては思考筋肉を完全に退化させる快適な「車椅子」にもなる。

この技術は、人類の間に「知的格差」という、とんでもない溝を生み出そうとしています

まるで、あなただけの「マトリックス」へようこそ、とでも言うように、AIあなた以上にあなたのことを理解し、あなたが一番心地よいと感じる「神話」=あなただけの現実を生成してくれます

あなたは、自分の正しさが毎日証明され続ける快適な仮想現実マトリックス)の中で、気持ちよく生きていける。

でもその代償として、違う現実を生きる他人対話する能力を失います。じゃあ、そのマトリックス設計するのは誰か?

それは、AIを使いこなし、大衆が信じ込む「神話」をデザインできる、新しい時代支配者層です。

こうして分断された社会では、かつての「右翼」「左翼」なんていう古い分け方を超えた、新しい「部族トライブ)」が生まれています

参政党やれい新選組、あるいは様々な陰謀論。彼らが熱狂的な支持を集めるのは、イデオロギーがどうこうというより、「腐敗した世界を正すのは我々だ」という、シンプルで強力な物語提供しているからです。

その物語エンジンは、いつだって「俺たちは悪くない。悪いのは特定あいつらだ」という他責主義です。

で、ここからが本題なんです。AIという究極のテクノロジーは、皮肉なことに、僕らを国家が生まれる前の「部族」の時代に連れ戻そうとしている。

ただし、その部族は血や土地ではなく、情報思想でつながる、全く新しいものです。

この螺旋階段の先にあるのは、過酷情報環境に適応した、新しい人類の「進化」の姿なんでしょうか。

それとも、共通現実を失い、協力する能力をなくした、ただの「退化」なんでしょうか。

この記事に、その答えはありません。

ただ、そのとんでもなく重大な問いを、未来を生きる僕ら自身に突きつけて、終わりとしたいと思います

あなたはどう、思いますか?

2025-09-09

相談:助けてはもらえないだろうか?

51歳。

工場派遣で働いている。

経緯を書くと、とても信じて貰えないのだが、ザックリと書く。

まず、今住んでいる寮は、3階建てのコンクリート製で、”マンション”を名乗っているくらいだが、3階の自分の部屋の直下の部屋の住人が、騒音振動を出してくる。

何人か、営業によると、同じ派遣会社の住人からは、そういう報告はない、ということだった。

“心の病を疑った方がいいのではないか?”と営業からは言われたが、経緯(下に書く)を考えると、当然だと言えると思った。

その経緯とは、前に住んでいたアパートから、寮に移った理由が、騒音振動からだ。

前のアパートは、木造の安いアパートだったが、かなり長い間住んでいた。

ある日、越してきた自分の部屋の直下の部屋の住人と生活問題で険悪になり、いよいよその住人が騒音とか振動攻撃してくるようになった。

自分はその時点で相手にするのをやめて、防衛策に走った。

しかし、相手攻撃は強まるばかりだった。

振動に対しては、ゴムマットから始まって、カーペットエアコン室外機用の防振ゴム、衝撃吸収板(テクセルボード)、バネの入ったベッド、マットレス等。

騒音に関しては、ノイズキャンセラー付きイヤホン耳栓、防音イヤーマフホワイトノイズスピーカーなど。

相手は、スピーカーか何かを天井に向けているらしく、他の部屋では問題になってなかった。

騒音は、読経しているような音で、たまに、大きめの黒いワゴンアパート入り口で見かけるようになった。

下の部屋の住人は、ニート生活保護らしく、24時間、ほぼ部屋の中にいた。

さらに信じられない事もたくさんあったが、省略する(宗教団体だったのかも知れない)。

で、”もうダメだ。耐えられない”となり、今の寮に移ったのだが、まさかコンクリートの上のフローリングの床が振動してくるとは、想像していなかった。

読経振動は相変わらずだ。

多分、自宅のWifiルーターがハックされていたので、個人情報漏れ放題、ということだったのだと思う。

(勘のいい人なら、アイツだ、と思っただろう)

それで、もう限界、ということで、新しい寮付きの工場派遣仕事を探しているのだが、全部、書類落ちしている。

結局、自分過去にやってきた(特にネットでの)悪行の報いだろうが、それが原因で日本体制側が酷く怒っているので、仕事が見つからないのだ、と思っているくらい)。まだ、自分にも使い道はあるといいたいのと、どうしたらいいか、本当に途方に暮れてしまったので、最後に助けを求めるのもいいかな、と思ってこの文章を書いている。

で、ネット喫茶で立ち往生している訳だが。

AIにも相談してみたが、ChatGPT も随分と頭が硬くなったな、くらいの印象しか無かった。

まず、自分が以前書いたブログを貼っておく。

アイツだ、とすぐ分かると思う(別にトボけても構わない)。

https://www.tumblr.com/amigocd64

その他にも、AIとの対話漏れているとしか思えないネット状況証拠が多々あったりとかした(自分AIとの会話でしか使ったことのない“驚き屋”という言葉が急に流行り出したりとか)が、生きていけるならば、それは瑣末な問題に過ぎない。

で、自分の使い道の話だが、自分日本人が苦手なグランドデザイン的なアイディアを考えるのが得意なので、ネットに広がっていない、とっておきのヤツを最後にここに書きたい(これくらい考えられるならば、他にもあるだろう、と思ってくれればありがたいし、実際、それなりにあるしね)

ザックリ言うと、ARアイディアだ。

攻殻機動隊原作漫画で、イシカワのパチンコ屋が出てくるが、多分、老人がARメガネを掛けていたはずだ。

これは、現在技術でも、今現在でも使えるアイディアだと思う。

ARメガネを掛けてパチンコを打っていると、右隣で綾波レイが、ガンバレガンバレ、と応援してくれる。

当然、左隣はアスカ応援している。

パチンコ台を見上げると、マリが寝転びながら応援している。

このイメージだけで、”売れない訳がないだろう”と思った人も多いのではないだろうか?

当然、このアイディアは、他のIPにも転用出来るし、女性客のために、男性キャラ応援するパターンもいいだろう。

パチンコ屋は、ARパチンコ屋として生まれ変わり、人気も復活するだろう。

パチンコだけでは無い。

イスラエル過去の例があるが、AR演劇使用してもいい。ということは、能や歌舞伎にも応用可能でもある。

映画ARと組み合わせるべきだ。

銀英伝ラインハルト演説聴く一人になれる。もちろん、艦内のディスプレイからは、無限宇宙と数千もの艦隊が見える。

ライブでもいい。

今もVTuberなどで使っているところもあるが、結局、演出面が弱いのだと思う。”中空を魚の群れが泳ぐ”などのハイブリッド演出を入れるべきだ。

相撲などのスポーツにも応用可能ドラゴンボールのような画面効果が楽しめる。

その他、プロレスでも、野球サッカーでも、画面効果選手情報などが、手軽に楽しめる。

結局、ARは、使い方が間違っていて、誰も高い機械を買って、自分の汚い部屋とのハイブリッド映像なんて見なく無いのだ。

人には”出かける理由”が必要なのであり、”場としてARを楽しむ”というのが適切な使い方だと思う。

さらに言えば、映画パトレイバーで、自動車フロントガラス情報が映っている場面があったと思うが、あれも、ARでやるべきだと思う。ドライバーは、ARメガネを掛けて運転する。バイクARヘルメットにする。

産業裾野は、AI産業を超えると思う。

(従って、”日本産業未来はない”なんてことはない。知恵を絞れば、いくらでもあると思う。エンタメ産業雇用規模から、”国を支えるまでにはならない”という指摘もあったが、新しい産業を(使い道)を考えればいいだけだと思う(思いつかない?では、なおさらそれを思いつく私を生かすべきだと思う))

当然、アメリカ親分にも儲けてもらわないと、足を引っ張ってくるだろうから大阪に出来るはずのカジノARカジノにするべきだし、ビッグテックとも協力してやるべきだと思う。

どうかな?

私を生かしておきたい理由に少しはなっただろうか?

これで通じないならば、私は確かにもういらない子なのかも知れない。

2025-09-07

映画館に行ってきた

国宝の原作小説を読んだので、満を持してという感じで観に行くことにした。

国宝ネタバレをふんだんに盛り込む予定なので未鑑賞・未読の人は薄目で読めばいい。

今日、観に行くとは決めていたものの、何の準備もしていない。

まずは予約である。いや、そもそも上映しているのか?

とりあえず調べる。最寄りの映画館で13:00からの回がある。

空席も・・・・ある。が、後ろ半分がほぼ満席で、前半分しか空いてない。スクリーンに近いと観づらいのだろうか。

前半分であれば選び放題の状態だったので、通路側にするか中央部分とするか悩ましい。

時間の大作・・・・ 耐えられるだろうか。耐えられない場合に備えて通路側にすべきだろうか。

自分を信じて中央座席とした。頑張れ俺の膀胱

事前にクレジットカード決済をすますこともできたが、念のために現地で決済することにした。

念のためにってなんだよ、と自分でも思うが、急に倒れたりするかもしれないじゃん?つまりそういうことだよ。

まぁとにかく鑑賞直前に支払うのだ。予約完了メール確認し、映画館に出発した。

通勤の定期を使って電車に乗る。

目指すは終点の駅。駅は商業施設ビルと一体化していて、その最上階が映画館になっている。

普段はあまり使わないけど、元気さえあれば退勤後にレイトショー観てから帰宅することも出来るはず。

通勤の定期で行ける範囲映画館があるって、よく考えたら便利だな。

もっと活用しないと勿体ないな。でも元気が無いから無理。


ビルにはたどり着いたが、映画館飲み物を買うとお高いので、地下にあるスーパーで買うことにする。どうだ賢い消費者だろう。

それと「餅が尿意を抑える」という昨今、小耳にはさんだ小技は本当なのかを確かめるべく、豆大福と草餅も買ってみる。

フードコートで遠慮がちに(持ち込みはご遠慮くださいと掲示があるので)大福を頬張る。美味い。豆がコリコリしてよい。草餅も普通に美味い。

同じビルで買ったものなんだから、持ち込みくらい許して欲しい。

そう思いつつコーヒーで流し込み、最上階の映画館に向かう。

映画館にたどり着く。

鬼滅の刃デカパネルが置いてある。人気なんですね。

ロビー?というのか、カップル友達連れ、家族連れの群れがいっぱいいてオッサン一人は居づらい空間である

鬼滅のフィギュアが展示されている。人気なんですね。

早くスクリーン座席に向かうべく、まずは発券機で支払いを済まそう・・・・とするとトラブルが発生。

支払い方法現金だけなのに、現金が無い。クレジットカードダメらしい。ペイペイダメ

交通系ICカードなら行けるらしいが、定期だけで生きてるので作ったことがない。詰んだ

ダメ元で店員さんに聞いたら「その場合現金だけなんですよぉ」とのこと。

「わかりました!急いで現金おろしてきます!」とダッシュしようとしたら、「今回は特別ですよ。予約番号を教えてください」とクレジットカードで決済してくれた。いいんかい

発券してもらい、スクリーンに向かう。

まだ上映開始まで10分弱あるが、お客さんで結構埋まっていた。

自分座席はその手前まですでに他のお客が席についており、あの人たちを掻き分けて行かないと自席にたどり着けない。

"真ん中の席を予約した者は一番に座席に着くのがマナー"みたいなのがあるとしたら、明らかに俺はギルティであろう。

あぁ、もっと早めに来るべきだった。大福を食ってる場合じゃなかった。

「すぅぃませぇぇ~ん」みたいな情けない鳴き声をあげながら通して頂く。

自席にたどり着き、ボトルコーヒーをホルダーに置き、スマホの電源を切る。

メガネを遠く用のヤツに掛け替える。

「遠近両用の奴が便利だ」と以前に増田で指摘を受けた気がするが、いまだに2つを使い分けている。アドバイスを活かしてなくてごめんね。

後は上映を待つだけだ。

投影されている予告編広告を眺めて待つ。

しかし、予告編はともかく、何で金を払って来てるのに広告を見せられなきゃならんのだ?

お前はなんの権限があって俺の休日に割り込んでくるんだよオートバックスめ。なるべくイエローハットに行くことにしよう。

あ、「爆弾」と「ブラックショーマン面白そうだな。いつか観よう。

そうこうしているうちに、やっと始まったよ「国宝

以下、国宝についての、感想やらの走り書き。ほぼ、原作との相違点についてだけど。

料亭花丸から始まる。おぉ原作の通りだ。

史跡料亭といって珍しいモノらしいが、映画では何も触れられてないな。

長崎モデルになった料亭があるらしいけど、名前は忘れた。きっと、映画効果で大盛況だろう。

原作では辻村の裏切りが描かれるけど、辻村自体が出てこない。なるほどねぇ。

ということは、終盤の告解?のシーンも無くなるのか。

原作を読んで、これがどうしたら3時間に収まるんだ?と不思議だったけど、こうなるんだな。

思い描いた宴会と関の扉の様子が映像として観れたのは感動した。

学校での復讐劇がない!尾崎も出てこない!仇の組長の説明もない!これはまぁ、いいや。

徳次は出てくるけど、冒頭だけ!これはショック。

じゃぁ綾乃のために指詰めるシーンとか、白河公司とか丸っと無くなるじゃないか!まぁ仕方ない。

それと原作小説は語り手がいい味だしてたと思うけど、これも省略されていて残念。

少年喜久雄、ジャケット姿の背伸び感がいいな。

「ふつつかものですが・・・」のセリフをマツに仕込まれたはずだけど、マツの姿が無いな。

マツが出てこないから、ジャガーのくだりもない・・・ まぁあれも略してもいいか

渡辺謙と俊ぼんの連獅子、あれは渡辺謙がやってる?

渡辺謙も色々やってきたんだろうけど、歌舞伎やらされて流石に緊張したんじゃないかなぁ 本人はなんて言ってんだろう 

万菊さんから差し出されたお菓子パン?が気になる。旨そう。

俊ぼんと喜久雄のインタビューの時、グローブボールは持ってたけど、キャッチボールはしてないよな?

仕方なく削ったかグローブだけは持たせとこうということだろうか。

あれ・・・?そういえば、弁天は?べんてーーーん!!!

竹野原作通りの登場で安心した。

というか社長嶋田久作なのか。存在感が凄い。

事故る謙。逃げる俊ぼん。追う春江

原作でも「春江と俊ぼんが?」みたいな感じだったけど、映画でもかなり唐突

しか春江が導く感じになってなかったか曾根崎心中リンクさせる演出の都合だろうか。

二郎襲名をなじるしのぶ。吐血する謙。

復帰する俊ぼん。落ちぶれる喜久雄。展開早い。

映画出演のくだりがまるっとカットされたけど、撮影中にボコボコにされる情けないシーンは地方での営業?のシーンに形を変えて盛り込まれていた。

あれそんな重要かなぁ?「舞台侵入する客」は重要だったと思うけど。

原作では旬ぼんの苦労として描かれていた気がするので、映画の喜久雄は割りを食っている気がして気の毒である

まぁ、旬ぼんも怪猫の見せ場、ほとんどカットされてたかお互い様か。

しか彰子すごいな。登場して数分でベッドシーンて。

その後、喜久雄の復帰に寄与するわけでもなし。原作では新派への移籍きっかけを作る重要役回りだったんじゃ?

徳次や弁天を丸っと削るくらいな彰子を削るでもよかったじゃろ!監督趣味なんじゃないか邪推したくなる

万菊のおかげでヌルっと喜久雄、復帰。殴り合いの喧嘩別れした俊ぼんとも何となく和解。この辺はモヤモヤしたな。

急に足を切断する羽目になる俊ぼん。そりゃ春江も取り乱すわ。

右足もすでに壊死しているのが曾根崎心中の上演中に明かされるのは面白かった。

SAGIMUSUMEもまるっと省略か・・・ これはまぁ納得ではある。原作でも浮いてた気がする。

喜久雄の狂気がどう描かれるかが気になっていたけど、あんまり触れられてなくて残念。

あとは・・・・ まぁいいや国宝については以下省略。

時間・・・ 隣の席の人が「あー 長かったー」とつぶやいていた。

かに長かったんだけど、「え、もう終わり?」という気持ちもある。これは原作を読んだゆえの感想だろう。ふふ、ちょっと優越感。

大福が効いたのかはわからんが、トイレに立たずには済んだ。途中ちらほら、席を立つ人がいた気もするな。

帰りにちょっと散歩して、晩御飯を買って帰ろう。今日サンマにしようかな。


何が言いたいのかというと、映画って本当にいいもんですね、という話

2025-08-31

国宝を読んでいる

原作を読んでから映画を観たいからだ

まだ間に合うよな?

やっと下巻にたどり着いた。

面白いことは面白いが、読み進めるのが辛い

鶴若のモデルって誰だろう

こいつがあまりに嫌なヤツなので、後で酷い目に遭うのだろう、遭ってくれと祈りながら読み進めていた

すると見事に落ちぶれてくれたので、いい気味である

ふと、こいつにモデルって居るのだろうか?と気になる。

バラエティで雑な扱いを受けている歌舞伎俳優

歌舞伎知識ゼロなので全然からない。

自分の中で捻り出した容疑者梅沢富美男だが、調べてみると歌舞伎役者ですらないらしい。

疑ってごめんな富美男下町玉三郎陰湿いじめなんかしないよな。玉三郎がなにかも知らんけど。

何が言いたいのかというと、御園座に一度行ってみたいなという話。

2025-08-28

anond:20250828171325

すげーーわかるけど歌舞伎役者メインで出すなら松竹じゃないと作れないと思うし、松竹だとあの内容は出来ない気がするんだよなあ

いっき歌舞伎批判的な内容だし…

2025-08-21

歌舞伎京劇と能の女役

歌舞伎が成人男性だけでやってるのは元々女歌舞伎だったのを観客男が女役者を襲う・買春する・買春組織が関わるようになったか

では同じように男性女形をする中国京劇はなぜ?と調べたら

女性は嫁いで芸が流出してしまうから男が家の芸として女役をした、ということだった

芸を守るためか…超まっとうだな

男が性的に卑しかたから女から歌舞伎を奪った日本民度が違いすぎるわ

能は歌舞伎より歴史があるけど、明治以来、女性能楽師活躍するようになったね

2025-08-19

宝塚歌舞伎ミラーリングじゃないんだよね

宝塚上層部権力者が男じゃん

歌舞伎上層部が男。しかも「家」という私的組織でも女を搾取している超Patriarchyな世界

(Patriarchyは家父長制と訳されるけど微妙に違う。年長男性が権力を持ち、彼らのために権力を用いる構造意味する)

宝塚女優がお嫁さん候補と言われるように、若い女をしつけて女向けに漂白した男との夢物語で女から金を巻き上げて男が潤うのが宝塚

歌舞伎から歌舞伎を奪って男が男の妄想する女を演じてその男演者を家庭で女が奴隷のように支え次世代男子産みを期待されさらにその丸ごとが「伝統」と箔付けされるのが歌舞伎

けっきょくどっちも創作表現界隈でよくある男上げ女下げのシステムなんだよな

宝塚男役が男の社会的ポジティブな面を強調しているのに対し

歌舞伎の女役は女の社会的ネガティブな面を強調して演じているからね

それが好きという人を差別者批判するわけではないが、現代社会に生きる人間として「構造」は理解しておいたほうがいいんだよ

2025-08-15

anond:20250815101758

 国会議員当選した2期目、ずっと来てくれなかった母が、やっと東京観光に来てくれた。芝居でも、歌舞伎でも、ごちそうでも何でももなすつもりだったが、「靖国にお参りしたい」とだけ言われた。

 

 喜んでもらおうと、昇殿参拝して、祝詞(のりと)をあげようと言ったが、母はかたくなに断った。「父に会えればそれでいい」と言っていた。

 

 ――母親はどういう思いだったのか。

 

 軍人でもない父は、赤紙一枚で、国のためにと戦地にかりたてられて、命を落とした。それを命じた人と、父が一緒にお祀(まつ)りされているということは、母の心に何かしらわだかまりがあったんだろう。母だけではなく、遺族の多くが同様の思いを持っていたと思う。

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